人生の中で支出の多くなる時期は?お金のかかり時を知っておこう
あなたは人生の中で支出が大きくなりやすいお金のかかり時を知っていますか?
お金のかかり時はどうしてもお金が手元に残らなかったり、貯金が増えていかないため不安になりがちです。
しかしお金のかかり時というのはそういうものなので、この部分は自身で理解しておくことが大切です。
これが理解できていなければ、焦ってしまい楽にお金が手に入ると言われている副業などに手を出してしまって、結局損をしてしまうこともあります。
そこで今回は、お金のかかり時についてお伝えしていこうと思います。
お金のかかり時をしっかりと理解して、その際にお金が貯まらなくても焦らずにコツコツ努力していきましょう。
・お金のかかり時を知らない方
・支出が多くなる時期を知りたい方
お金のかかり時
1. 子供が独立するまで
子供が中学生に入ったあたりから独立するまでの期間には多くのお金がかかります。
特に年齢が上がっていくごとに支出も多くなり、大学時には大きなお金が必要になります。
進学する系統によっても変わりますが、理系や医学系に進む場合は数百万円〜数千万円になる場合もあるので、子供が大学生になった際は特にお金は貯まらないものと考えておきましょう。
2. マイホーム購入からローン完済まで
マイホームは人生の中で一番大きな買い物になる方も多いと思います。
3000万円から5000万円程度のマイホームを購入して、ローンを組む人は多いです。
そんなマイホームを購入してからは、お金は一気に貯まりにくくなります。
具体的に5000万円の家を買い、35年ローンで支払うとします。
すると毎月約10万円の返済の必要があり、ボーナス時には30万円を返す必要が出てきます。
このように毎月の返済はもちろん、ボーナスが入った際にもその多くを返済に当てる必要があることがわかると思います。
さらに、これだけの出費であれば良い方で、先ほど話した子供が大学生の時と時期が被ることも多いです。
その時期には出費が増えすぎてしまい、どれだけ努力しても赤字になってしまうことも少なくありません。
そのため、収支をプラスにできているだけですごいことなので、収支がプラスになっていれば自分を褒めてあげるましょう。
3. 介護が必要な期間
意外かもしれませんが、介護には大きくお金がかかります。
「介護は介護される側がお金を貯めてるんじゃないの?」と感じる方もいると思いますが、意外と自分の介護費用を払えずに子供に頼っている親もいます。
(もちろん、子供に負担をかけないように介護費用をしっかりと貯めている親もいます。)
介護費用は約300万円かかるともいわれています。
これだけの額が必要ですが、意外と介護に関して考えておらず予期せぬ出費としてお金がなくなるケースも多いので注意するようにしましょう。
4. 老後
老後は人生において一番お金がかかるという人も多いです。
具体的なゆとりある老後を送るには一人暮らしの場合で約15万円、2人暮らしの場合で約26万円が1ヶ月で必要になるといわれています。
65歳から90歳までの25年間を残りの人生として計算すると、一人暮らしの場合は約4500万円、二人暮らしの場合は約7800万円も必要ということがわかります。
このように老後は大きくお金が必要になります。
余談ですが、老後資金は年金だけでは賄えない場合がほとんどです。
定年退職までに資金を貯めておかなければ、ゆとりのある老後を送ることはできず、厳しい老後生活になってしまうので計画的に資金を貯めておきましょう。
5. 自己投資時期
こちらに関しては行わなければこないですが、自己投資を行なっている期間も貯金を貯めにくくなります。
自己投資をするには当然お金が必要になり、貯金に回せる金額は少なくなります。
ただし、将来のために必要なことや今後収入を増やすために行う自己投資はとても大事だと思うので、「自己投資期間にお金が貯められないなら自己投資はやめておこう。」のようには決して思わないようしましょう。
お金の貯め時もある
これまではお金のかかり時をお伝えきましたがもちろんお金の貯め時もあります。
お金の貯め時は主に独身時期、共働き時期(子供が小学生まで)、子供の独立後です。
この貯め時にしっかり貯められるかどうかで大きく貯金に影響してくるのでしっかりと貯め時を意識するようにしましょう。
お金の貯め時についてもう少し詳しく知りたい方は以下で詳しく記載しているので参考にしてください。
couple-money-savings.hatenablog.com
まとめ
今回は、お金のかかり時についてお伝えしました。
お金のかかり時は誰にでも訪れます。
それをただ待つだけにならずにその前にお金を貯めておく。
また、お金のかかり時にはお金が貯まらなくても焦らないように心の準備をしておく。
など、お金のかかり時を知っているからこそできることもあるので、今回紹介したお金のかかり時を忘れず頭に入れておくようにしましょう。