貯金したいけど貯金できないという方は多いと思います。
しかし、貯金ができない時期というのはあるのでその時期に焦ってもどうにもなりません。
そこで、今回は人生に4回やってくる貯金のタメ期についてお伝えしていこうと思います。
「人生に4回やってくる貯金のタメ期」を上手に利用して貯金を増やしていきましょう。
・貯金できない方
・貯金したい方
・貯金ができる時期を知りたい方
貯金が無いと終身労働
まず残酷な事実をお伝えしますが、貯金が無ければあなたは生活のために一生働く必要があります。
年金や退職金が多くもらえるため老後は安泰という時代もありましたが、今はそんな時代ではありません。
退職金も年金も年々額が減っていっています。
なので、貯金がなければ「終身労働」になると危機感を持って今回の記事は見るようにしてください。
人生に4回ある貯金のタメ期
では、さっそく人生の4回のタメ期をお伝えしていきます。
貯金はいつでもできるとは考えずにこの4回のタメ期をしっかりと使って貯金していきましょう。
また、貯金できる時期は散財ができてしまう時期であることも理解しておきましょう。
1. 独身時期
1回目は独身の時期（就職から結婚までの期間）です。
人生の中で圧倒的に差ができるのがこの独身の時期です。
独身時期は給料のすべてを自分のために利用できるので自分のために散在することも多いです。（旅行や買い物など）
ただ散財をせずにお金を貯めておくことができれば後々大きな資産になります。
さらに独身時期が最強な理由は実家を利用できるためです。
もし親との関係性が悪くない場合は必ず実家に住み続けるようにしましょう。
家に入れる金額が5万円だとしても1人暮らしをするよりは10万円以上貯金にまわせます。（一人暮らしの平均支出は約16万円と言われている。）
一人暮らしをすると自分が自由にできる幅が広がったり、親の偉大さが分かったりと良い部分もありますが、貯金という面においてはやめておくのが良いです。
2. 共働き時期
2回目は共働き時期（結婚から出産までの期間）です。
共働き時期は人生の中で圧倒的に貯金ができる時期です。
二人暮らしになるので家賃や日用品など生活費を折半することができ、お金に余裕ができます。
この余裕のできたお金を貯金に回すことができます。
全てを貯金に回す必要はありませんが夫婦でしっかりとお金について話し合って貯金の目標額などを明確にすることで貯金のモチベーションを高くすることができます。
但し、共働き時代は多くの貯金ができる一方大きく出費もできる時期なので注意が必要な時期でもあります。
よく共働きで世帯年収が1000万円になり、タワーマンションに引っ越したなどと聞いたことはないでしょうか？
これは最悪の選択です。
タワーマンションに住むには夫婦二人が働いていることが前提条件になっていることがほとんどです。（二人の収入ありきで賃貸を借りる。）
しかしその後、出産した場合にどうなるでしょうか。
あなたもなんとなく理解できているように世帯の収入は下がり、夫婦二人が働いていることが前提条件で住んでいたタワーマンションの家賃は払えなくなる。もしくは家計がギリギリの状態になることは目に見えています。
しかも人間は厄介な性質として生活水準を下げるのがとても難しいという性質を持っています。
人生で一番貯金ができる時期にお金を貯めることができずに最悪借金をしてしまうことになりかねないので、共働き時期であっても1人の収入で支出が賄えるくらいにしておくことが重要です。
3. 復職時
3回目は復職時（復職から子供が小学生時代までの期間）です。
子供が小学生まではまだ食費が少なかったりとお金をためやすいです。
中学生以上になると食費はもちろん、部活のモノが必要になったりと支出がどんどん大きくなっていきます。
保育園の無償化なども進んでいるので保育園に無料で入れることができた場合はすぐに復職して貯金に回していくようにしましょう。
4. 子供が独立した時
4回目は子供が独立した時（子供が大学卒業から定年までの期間）です。
また二人暮らしの生活に戻るので、定年退職するまでに老後資金を貯金していくようにしましょう。
老後2000万円問題という言葉が世間に騒がせましたがこれは間違いではありません（会社員＋専業主婦の場合はほぼ老後2000万円が必要になります。）
しっかりと計画的に貯金をしましょう。
まとめ
今回は人生に4回やってくる貯金のタメ期についてお伝えしました。
貯金のタメ期を逃さずに少しでも貯金を増やしていくようにしましょう。
但し、貯金のタメ期は散財ができてしまう時期でもあります。
お金に余裕があるからと言ってなんとなくお金を使ってしまわないようにしましょう。
しっかりと自分の中で目標を立てて、人生に4回やってくる貯金のタメ期を上手に利用して、貯金をしていくようにしましょう！
