お金持ちと貧乏人ではお金の使い方に大きな差があります。
貧乏人は目の前の欲にお金を使い、お金持ちは将来に投資をすることが多いです。
そこで、今回はお金持ちと貧乏人のお金の使い方の違いをお伝えしていこうと思います。
お金の無駄使いは将来どこかで後悔するので、早めに浪費家から抜け出しましょう。
・浪費家の方
・給料を毎回すべて使い切ってしまう方
・本気で節約したい方
お金持ちの定義
よく聞くお金持ちの定義は以下のようになっています。
・5億円以上の資産を持っていれば超富裕層
・1億円以上の資産を持っていれば富裕層
・5000万円以上の資産を持っていれば準富裕層
なので、この金額を持っていればお金持ちなんだと考える方もいると思いますが、私は本当の意味でのお金持ちの定義は違うと考えています。
もし月に1000万円出費するのが普通の人が5000万円の資産を持っていてもそれは5カ月でなくなってしまうためです。
なので、本当の意味でのお金持ちの定義は「年間支出の25倍の資産を持っている人」だと考えています。
これは、年間支出の25倍の資産を持っていると投資で年間4%の利益を出し続けるだけで、元手のお金を減らさずに一生生活できるためです。(今後仕事をしなくても生きていける。)
具体的には年間支出が200万円の場合は5000万円の資産があれば5000万円を年利4%で運用できれば毎年200万円が利益として受け取れるので、元手の5000万円を使わずに一生生活できるというモノです。
また、この年利4%という数字は、S&Pの成長率7%から、アメリカのインフレ率3%を差し引いて計算されているため、現実的な数字になっています。
お金持ちと貧乏人の違い
1. 資産形成
お金持ちは生活防衛資金を確保しつつ、残りの資産で投資を行っています。(俗にいうお金に働いてもらっている状態を作っています。)
逆に貧乏人は貯金一択です。
お金を投資に回すことはもちろんリスクも伴いますが、現在も物価高騰などしていることを踏まえると、貯金しているだけではどんどん貧乏になっていくのは目に見えています。
昔は65円で購入出来ていたハンバーガーがも今では170円で販売されています。(2023年10月現在)
なので、1万円を貯金していてもその価値は実質的には大きく低下していることが分かります。
このように貯金だけをしているといつの間にか貧乏になるので、少しだけでもいいので投資を行ってみたらよいと思います。
昔は投資を行わずとも貯金しているだけで年利が数%の時代がありました。
このような時代であれば確かに貯金だけで生活できたと思いますが、現代では貯金をしていても年利は0.002%程度でほとんど利益はありません。
このような背景も理解しつつ、投資に関心を持ち勉強していくようにしましょう。
但し、投資はしっかり勉強せずに場当たり的に始めるのは絶対に辞めてください。
2. 買い物
お金持ちは必要なモノを必要な時に購入します。
逆に貧乏人はセールの際に必要・不要関係なく購入します。
値段を基準に買い物をしてしまっていると、いつまで経ってもセールやバーゲンという言葉から抜け出せずその言葉を見つけるたびにお金を使ってしまうことになります。
自身の価値観をしっかりと持って買い物を行うようにすることで無駄な支出を減らすようにしましょう。
3. 食事
お金持ちは節約せずに栄養素を考えてしっかりと食事を摂ります。(節約しないといっても高級なモノを毎日食べるというわけではなく、野菜やたんぱく質などの必要な栄養素を取ることを節約しないという意味合いです。)
逆に貧乏人は節約して栄養素を考えずに食事を採ります。
具体的にはカップラーメンとお米だけで食事を済ませるなどです。
しかしこのような栄養を考えないで食事をしていると、いつか必ず身体に支障が出てきます。
その時には食事を節約した以上のお金が医療費として必要になってくることが多いのでその場の節約で満足するのではなく、未来まで含めた節約を行うようにしましょう。
4. 休日の過ごし方
お金持ちは休日にお金を使ってでも自己投資します。
逆に貧乏人は休日はお金を使わずに家で寝て過ごします。
休日の時間を自己投資に回せるかどうかで、今後一生働き続けるのかも大きく変わってきます。
自己投資することで本業の給料が上がるかもしれませんし、副業に繋げることが出来るかもしれません。
時間を有効に使えた人が有利になりやすい社会だと思うので、無駄な時間を減らして時間を有効活用していきましょう。
但し、休憩する時間を否定しているわけではないです。
本当に疲れている時はゆっくり休むのも大事だと思います。
まとめ
今回はお金持ちと貧乏人のお金の使い方の違いをお伝えしました。
あなたはいくつお金持ちに当てはまっていましたか?
一つでも当てはまっていなかった場合は、全て当てはまるように少しづつで良いので習慣を変えていきましょう。
貧乏なお金の使い方をして数年後、数十年後に後悔してしまうことを防ぎましょう。