【結婚・同棲時のお金】二人暮らしでやってはいけないお金のルール
パートナーと生計を一緒に暮らし始めると、一人暮らしをしていた時よりもお金の不満を感じやすくなります。
一人暮らしの際は自分の収入は自分の自由に使えますが、二人暮らしになるとそうもいかない場合も多いので、これは当然と言えば当然です。
しかし、そこで互いのお金の不満を蔑ろにしているとそれは大きな亀裂となり、最悪仲が悪くなって離婚・破局してしまう原因になります。
そこで今回は、生計を一緒にする際にやってはいけないお金のルールをお伝えしていこうと思います。
あなたは不満がなくても、お金のルールを決めずにいると、知らず知らずにパートナー側に不満がたまり、いきなり「離婚して。」と言われる可能性もあります。
そんな状況を防ぐためにも、しっかりとお金のルールを覚えておくようにしましょう。
・結婚する方
・同棲を始める方
・結婚生活でお金に不満のある方
やってはいけないお金のルール
1. 生活費を出さない
「自分の稼いだお金は自分のもの」のように言って、生活費を出さない人が存在します。
しかし、夫婦は婚姻費用を分担する必要があります。
また、結婚していなくても一緒に住んでいるのであれば互いにお金を出し合うのが普通です。
互いに同じ額を稼いでいればもちろん片方に負担が高寄ると不満を感じやすくなりますし、そのまま離婚や破局につながってしまう可能性もあります。
また、会社員+専業主婦の場合で夫がお金にうるさい場合は注意が必要です。
会社員が生活費を専業主婦側に渡す場合は、急に「生活費にお金がかかりすぎているから今月から生活費を少し引いておいた。」のようになり、生活費が足りなくなる場合もあります。
このようにならないためにも一緒に住む前には、しっかりと生活費に関してとうするのかを話し合っておくようにしましょう。
2. 勝手に高額なものを買う
これは私の近くでも多く聞くのですが、これもかなり夫婦仲を悪くさせます。
私が聞いた例ですと、急に家にソファが届いたり、仕事帰りにゴルフ道具一式を買ってきたりが毎月のように続くケースです。
これを見ただけでも正常な人間なら「なんで相談しないの?」と不信感を感じると思いますが、意外とこういった人間は多いです。
そしてこのような行動をする方はあまりそれが悪いことだと感じていません。
パートナーがそのような行動をするなら、それは良くないことだと教えてあげ、自身がそのようなことをしているなら相手は不満を感じていると理解しましょう。
2人で一緒に暮らしているのですから、高額なものを買う際はせめて一言でも相談してから購入するようにルールを決めましょう。
(個人的にサプライズなどは問題ないと思っています。)
3. 嘘の給与を言う
残念ながらこれは意外と多いと思ってください。
自身で使えるお金を増やすために嘘をついている場合があります。
もちろん、仕事で必要なお金を出してくれないなどの理由がある場合は仕方ありませんが、話し合って解決するパートナーなら素直に話すようにしましょう。
後々その事実がわかった際はパートナーに大きな不信感を与えることは目に見えています。
話し合えば分かり合えるパートナーを失ってしまうのはとてももったいないことなので、今行なってしまっているならしっかりと早めに話し合っておきましょう。
4. お金に関して話さない
2人で一緒に暮らしている中でお金の不満があるのに話し合いをしない。という夫婦は意外と多いです。
これは日本人特有の「家族でもお金の話はあまりしてはいけない。」といった価値観や、「お金の話をしても喧嘩になるから辞めておく。」のような考え方からそのようになりがちです。
しかしこれ絶対にNGです。
お金に関する不満は話し合わないと解消する可能性がとても低いためです。
パートナーの浪費に不満を抱いており、それを我慢し続けても浪費癖のあるパートナーが自発的に浪費をやめるとは考えにくいですよね?
このようにお金の不満は話し合うことでしか解消できない場合があります。
そのため、不満を溜め込まずにしっかりとパートナーにぶつけるようにしましょう。
やっぱりタイミングが難しいとなる場合は、お金の話をするタイミングを強制的に月に一回設けておくなどするようにしましょう。(毎月10日はお金に関する話をすると言った具合に。)
5. 自由なお金がない
互いに自由なお金として一定額を毎月利用できるルールにしていても、相手の支出に対してあれこれ言ってしまう方がいます。
しかしこれはNGです。
これでは結局自由なお金ではなく、管理されたお金のためです。
何にお金を使ってもあれこれ言われるとそりゃあめんどくさくなってしまうのも頷けるのでパートナーの自由なお金に対してあれこれ言うのは辞めましょう。
しっかりと自由なお金は自由なお金として確立しておきましょう。
まとめ
今回は、生計を一緒にする際にやってはいけないお金のルールをお伝えしました。
今回紹介したやってはいけないお金のルールを頭に入れておき、お金に関する不満を減らすようにしましょう。