貯金したいなら収入を増やすよりも支出を減らした方が良い理由
あなたは貯金をしようと考えた時に、収入を増やそうとしますか?
それとも支出を減らそうとしますか?
この質問に対して私は「支出を減らす」と答えるのが正解だと思っています。
(もちろん現段階で支出をしっかりと抑えているという方などは別です。)
そしてその理由はシンプルで、収入を増やすよりも支出を減らす方が簡単なためです。
支出はやろうと思えば明日から減らすことができますが、収入は増やそうと思ってすぐに増やすことが難しい場合が多いためです。
具体的に仕事を頑張り続けて給料が1万円上がるよりも、無駄な契約を解約して生活費を1万円減らす方が楽だと思います。
そこで今回は、貯金したいなら支出を減らした方が良い理由を詳しくお伝えしていこうと思います。
もし貯金をする、貯金を増やすために収入増を考えて現在動いているならば、一旦支出を減らすことを先に試してみましょう。
また今から貯金を行う予定の方はぜひこの記事を参考に、貯金を貯められる側になりましょう。
・貯金がない方
・貯金を増やしたい方
・結果をすぐに知りたい方
貯金したいなら支出を減らした方が良い理由
1. 自身でコントロールしやすいため
冒頭でもお話ししましたが、あなたの気持ち次第で、支出を減らすことは今からでも行うことができます。
これは支出はコントロールしやすいためです。
具体的には、無駄なものを買わなかったり、不要な契約を解除したりするだけで支出を減らしていくことができます。
その反面、収入を上げるのは自分の力だけではどうしようもない面が大きくなります。
副業をするにしても、誰かがあなたの商品やサービスを欲しいと思わなければ収入は上がりませんし、アルバイトを行うにも面接に受からなければ働くことはできません。
このように収入を上げるのは自身でコントロールがしにくいのです。
自分でコントロールしやすい支出さえコントロールできていない人が、収入増を達成するのは難しいと思うので、まずは支出のコントロールから始めてみましょう。
2. 継続しやすい
支出を減らすのは早く結果が出やすいです。
逆に収入を増やすのには時間がかかやすいです。
確かに無駄なものを買わなければ、すぐに支出を減らせる一方で、収入を増やすための副業でYouTubeなどを試してみても、中々お金を得られないというのはよくある話ですよね。
そして、このように結果が出やすいというのはとても大事で、自身が活動を辞めないことにつながります。
少しづつでも結果が出ているのと、一切結果が出ないのではやはりモチベーションを維持できるのは前者です。
このように継続をしやすい点からも貯金を貯める際は、支出を先に減らすことをお勧めします。
3. 騙される可能性が減る
収入を上げようとすると、会社の昇給だけでなく、副業や投資などで収入を上げようと考える方も多いと思います。
しかしいたずらに収入を追っていると、言葉巧みに情報商材を買わされてしまったり、詐欺に遭ったりして、貯金を貯めるどころか逆にマイナスになってしまう危険性もあります。
副業や投資などで収入を上げようとを考えるなら、まず行うべきことはお金の知識をつけることなので、収入を上げる方向性の方も、この点は頭に入れておいてください。
支出をすぐに減らすことができる例
では実際にどんなことをすれば、すぐに支出を減らせるのかをお伝えしておきます。
あくまで一例ですが、これらをできるだけでも大きな効果があるので、ぜひ参考にしてください。
・使っていないサブスクを解約する
・なぜか初めからついている携帯のオプションを解約する
・携帯プランを見直す(大手キャリアのプランから格安SIMに乗り換える。)
・電気/ガスプランを見直す
どれも簡単にできるものばかりなので、試してみましょう。
理解しておくべき点
これまで支出を減らすべきだと話してきました。
しかし何点か覚えておく点もあるのでその点をしっかり頭にキレておいてください。
1つ目が支出を減らすのには限界がある。
支出を減らすと言っても毎月10万円も20万円も減らせるわけではありません。
そのためある程度支出を減らすことに成功したら、その後は支出を減らすことに固執せずに、収入増に向けて動くようにしましょう。
2つ目は支出を減らすことをやり過ぎると人生がつまらなくなってしまう可能性があります。
何事もやり過ぎは良くないとわかっていても、やってしまう人はいるので、時々自分を客観的に見て、やり過ぎになっていないかは確認しておきましょう。
まとめ
今回は、貯金したいなら支出を減らした方が良い理由をお伝えしました。
貯金をしたいならまず支出を減らして貯金を貯める生活に慣れましょう。
そしてその生活に慣れた後にまだ余裕があれば収入アップに向けて活動するのがベストだと思います。
初めから難しい方を選んで、貯金のモチベーションを下げてしまうのが1番もったいないので、そうならないようにしましょう。
一緒に将来に備えて貯金を増やしていきましょう!