【お金の知識】収入の下がる瞬間を知り早めに対策!浪費を抑えよう。
突然ですが、あなたは今の収入がずっとあるものとして生活をしていませんか?
この答えに「はい」と答えてしまった方は、今後の生活で困窮してしまう恐れがあり、将来お金に困った生活を送ることになってしまうかもしれません。
そこで今回は、人生で収入が下がる瞬間についてお伝えしていこうと思います。
人生では明確に収入の下がりやすい瞬間が存在します。
そんな瞬間を意識しておらず、急に収入が落ちてしまってはあなたが生活で困ることは目に見えています。
そんなことになる前に早めに収入の下がりやすい瞬間を知り、対策しておくようにしましょう。
・収入は簡単には変わらないと感じている方
・給与に関して何も考えずに働いている方
・収入がずっとそのままだと思っている方
人生で収入が下がる瞬間
40歳
「40代で収入が減るの?」と感じる方もいるかもしれませんが、これは意外と起こり得るケースだと私は感じています。
実際に私が以前勤めていた会社では40歳から徐々に年齢給が減るような体制でした。
このように40歳になると徐々に給与が下がっていく場合があるのです。
この制度は私の経験や友人の話を聞く限り、実力主義の会社で導入されがちだと思います。
そのため、現在自身が実力主義を謳う会社に勤めているなら、このように基本給が下がっていくなんてこともあると思うので、一度給与体系を調べておいても良いと思います。
(実力が伴えば年齢給が落ちる以上に、職能給が増え、全体的には年収などが上がっていく場合ももちろんあると思います。)
40代は子育てやマイホームのローンなどもまだまだ残っており、ここで給与が下がっていくのは生活がかなり厳しくなることが予想されます。
実力があるのならそのままでも良いですが、年功序列の企業がまだまだあるのも事実なので、少し怖い場合は年功序列の会社に転職しておくのも1つの選択だと思います。
(年功序列は批判されることも多いですが、使えるものは使ったら良いと私は思います。)
55歳
55歳も収入がグッと下がるタイミングの一つです。
55歳は役職定年の時期です。(年齢は前後します。)
大企業の50%弱がこの役職定年の制度を導入しています。
そしてこの役職定年を迎えると年収は一気に下がります。
具体的には年収の2割〜3割程度が下がるといわれています。
元々の年収が600万円なら420万円〜480万円程度に、800万円なら560万円〜640万円程度になってしまいます。
役職定年を迎えて年収は大幅に下がったのに、仕事の内容だけが変わらない場合も多く、ここでモチベーションを失ってしまう方も少なくありません。
そのため、定年退職を導入している企業で働いている場合は仕事は変わらないけど収入がガクッと減る可能性があると知っておきましょう。
モチベーションを失って仕事を辞めてしまうのが1番の損失になるので注意しましょう。
(外の世界に出てもバリバリ働ける場合は別ですが、そんな人材は多くありません。)
60歳
60歳からの給与の減少は多く人に当てはまります。
60歳で定年となり、そこから再雇用制度を利用する方も多いと思います。
しかしこの再雇用制度を利用した場合は、かなりの確率で給与は減ってしまいます。
具体的に再雇用時に以前の給与の50%以下になった人が20%弱、80%以下になった人が50%強も存在します。
このように4人に3人は給与が2割以上下がることになります。
もし55歳で役職定年で収入の2割が下がっており、さらに定年で2割収入が下がれば、5年間でほとんど収入が半分程度になってしまいます。
これはかなり大きな問題ですし、認識しておかなければ、あなたはいきなり借金生活に陥る可能性もあるレベルの話なので注意しましょう。
65歳
65歳はついに会社から去る時期になります。
そして、ほとんどの方は収入が年金のみになります。
そんな年金の平均受給額は、厚生年金が14万円程度、国民年金が6万円程度となっています。
そのため、月収で20万円程度、年収で240万円程度の収入になります。
そのため、今までの半分以下の収入になってしまう方も多いのでないかと思います。
今後は給与が上がるも下がるも自分次第に!
日本でも年功序列の制度は減りつつあり、徐々に実力主義の世の中に変わっています。
そのため年齢が高いから給与が高い。のような制度はどんどんなくなっていくことが予想されます。
実力がなければ年を取っていても給与は低いし、実力があれば若くてもこう年収になっていくと思います。
自身の実力を高めていきましょう。
まとめ
今回は、人生で収入が下がる瞬間についてお伝えしました。
人生の中で収入が下がるのは意外と当たり前のことです。
しかしそれを理解しようとしていない人が多く、そんな人からどんどん生活が苦しくなっていきます。
しっかりと人生の中では収入が下がる瞬間があることを意識して生活するようにしましょう。