【定年退職までに行え】貯金が少ない人がやっておくべきこと
貯金が少ない人は定年退職後も働き続ければなんとかあると思っている人も多いです。
事実、定年退職後に働き続け、生活を維持している人は多くいます。
しかし、残念ながら歳をとるごとにあなたは働けなくなる可能性が高くなります。
病気や身体的な衰えなどどんどんとあなたを襲うことになるからです。
こうなってしまうと、最終的に働くことができなくなり、悲惨な末路を迎えることになるかもしれません。
そこで今回は、定年退職前にやっておくべきことをお伝えしていきます。
今回紹介する内容を行っておくだけでも大きく変わってきます。
今更生活を変えるなんて無理と思わずに最後まで確認してください。
・歳をとっても働けば良いと考えている方
・定年退職後もなんとかなると考えている方
定年退職後は収入は減る
まず残酷な事実をお伝えしますが、定年退職後はガクッとあなたの収入は下がります。
今勤めている企業で定年退職後も再雇用してもらうなら40%以上下がることもあると言われています。
このように今のまま同じように暮らしていけば良いと考えているのであれば、あなたは痛い目を見ることになります。
定年退職前にやっておくべきこと
1.仕事継続、働く(起業)の準備
まず重要なのは定年退職後の仕事の準備を行うことです。
先ほどもお伝えしましたが、今勤めている企業で定年退職後も雇用してもらうなら、収入がガクッと下がります。
その下がり幅を抑えるためにも知識や技術をしっかりと自分につけておきましょう。
これらを身につけておくだけで収入の下がる率を抑えることもできるかもしれません。
定年退職前は管理職として仕事をして、そこからは知識も技術も何も身につけずに定年退職になればあなたの収入は下げる可能性は高いのでので、そうならないために定年退職前に準備しておきましょう。
2.生活防衛資金の確保
歳をとるごとに体は弱っていくのは事実です。
そのため、定年退職後も働くと言っても身体がついていかずに働けなくなってしまう場合もあると思います。
そんな時に貯金が少ししかなければもう絶望しかありません。
そうならないためにも生活防衛資金(生活費の6ヶ月分のお金)だけは必ず貯めておきましょう。
6ヶ月あれば身体が回復するための期間に加えて、次の職場もゆっくりと探すことができます。
焦って自身に合わない職場にいっても、また体を壊す可能性が上がるので、しっかりと休み次のことも考えられるだけのお金を貯めておきましょう。
生活防衛資金はあなたを守ってくれる大事なお金だと覚えておき、しっかりと貯めておきましょう。
3.お金を使わない習慣を身につける
お金をできるだけ使わない習慣を身につけましょう。(必要ない物を買わないようにしましょう。)
これができるだけであなたの月の出費は大きく減り、貯金も大幅に行いやすくなります。
これは定年退職前に限らず、早めに身につければつけるだけ良い習慣です。
今までお金を自由に使ってきたのであれば初めのうちはストレスも溜まると思いますが、この習慣は一度身につければ一生あなたを助けてくれるようになります。
4.お金の勉強をしておく
お金の勉強をしていなければあなたは大きなお金を失ってしまう可能性があるからです。
大きく理由は2つあります。
1つ目は元々の貯金が少なくても、定年退職すると退職金を手に入れることができ一時的に貯金が増えるためです。
そして、そのお金は多くの方に狙われるためです。
具体例としては銀行口座にお金が入るとなぜかタイミングよく、今までかけてきたこともない金融機関員が電話をかけてくるかもしれません。
そして、あなたも大金を手に入れたがゆえに「これをもっと増やせたら。」と感じてしまうこともあると思います。
これを感じている時に金融機関員から電話があれば、お金の知識のないあなたはきっと金融機関員の話に乗せられて、金融機関員の言う通りに退職金を投資してしまう可能性は上がります。(金融機関のすべての商品が悪いわけではありませんが、自分で考えずに投資はすべきではないですし、よくない商品を紹介されている可能性もあるため。)
このように大きなお金は狙われるものです。
2つ目の理由としては、まとまったお金があることであなたは「少しくらい使っても良いか。」とお金を使ってしまうかもしれません。
このように大きなお金は誰かに狙われてとられてしまったり、自身でコントロールできずに失うきっかけになります。
なので、このように失敗する可能性を上げる投資や浪費をしてしまう可能性を下げるためにあなたはお金の勉強をしておくべきなのです。
5.国民年金保険料の未納の確認
国民年金保険料が未納になっていないか確認しましょう。
国民年金保険料が未納だと、年金の受取額も当然減ることになります。
ねんきん定期便を見ることで国民年金保険料の未納を確認できるので確認しておきましょう。
もし、国民年金保険が未納であれば近くに年金事務所に問い合わせてすぐに必要な手続きを行うようにしましょう。
まとめ
今回は、定年退職前にやっておくべきことをお伝えしました。
定年退職後も働く予定の方ほど、定年前の準備が必要です。
しっかりと準備して余裕をもって定年退職後も過ごしていきましょう。