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【酒税改正】ビール・日本酒は値下げ?その他は値上げ?変更点を解説!

最近(2022年の10月に)、お酒の値上げがあり、まとめ買いをする方も多かったと思います。

テレビのニュースなどでも大々的に報道されていたのではないでしょうか。

そんなお酒の税金(酒税)が2020年から2026年にかけて段階的に改正されていることを皆さんは知っているでしょうか?

意外と知らないという方が多いのではないかと思います。

そこで、今回はそんな酒税の段階的な改正についてお伝えしていこうと思います。

お酒の購入でお金を無駄にしないようにしっかりと理解しておきましょう。

この記事はどんな人におススメ?

・お酒を飲まれる方

・酒税の段階的な値上げの詳細を知りたい方

酒税改正

酒税とは、酒類に課せられる税金のことで、酒類の種類やアルコール度数・容量などによって税率が異なります。

そして、酒税改正は酒税の制度や税率について改正することです。

酒税は国や地方自治体の財政状況や社会的背景などによって、度々改正が行われます。

酒類業界や消費者からの意見や要望も反映されることがあります。

お酒を飲まれる方はこの酒税に関しては注視しておいた方が良いでしょう。

そして冒頭でも記載しましたが酒税は2020年から2026年にかけて改正される予定があります。

酒税の段階的な変更が予定されているお酒

今回の改正により酒税が少し簡単になります。

何が簡単になるかというと種別ごとの酒税が統一されるということです。

今までビールや発泡酒の酒税も違っていましたが、これらを統一していく改正になります。

その統一されるジャンルは以下になります。

種類
発泡性酒類(ビール類)
発泡性酒類(チューハイ類)
醸造酒類(日本酒・果実酒)

上記のようなジャンルで変更されていきます。

そのジャンルごとの変更の詳細は以下のように段階的に変更されていきます。

お酒の種類 2020年10月 2023年10月 2026年10月
ビール 70円 63.35円 54.25円
発泡酒 46.99円 46.99円 54.25円
新ジャンル
(第3のビール)
28円 37.8円 54.25円
チューハイ 28円 28円 35円
日本酒 38.5円 35円 35円
果実酒 31.5円 35円 35円

※350mlあたりの値段

発泡酒、第3のビール、チューハイ、果実酒は実質的に値上げになります。

そして逆にビール、日本酒は実質的には値下げになります。

今まで節約のためといってビールを飲まずに発泡酒や第3のビールを飲んでいた方にとっては、このように酒税が統一されればビールが飲みやすくなります。

日本酒に関しても同じことが言えます。

ただ全体的にはお酒が値上げされている感じは否めないので、嗜好品であるお酒を我慢する必要が出てくるかもしれません。

酒税の変更がないお酒

2020年から段階的な値上げが行われていることは上記で説明しましたが、それ以外にもお酒ってあるけどどうなの?と感じる方も多いと思います。

そこで酒税の変更のないお酒に関しても簡単にお伝えしておこうと思います。

酒税の変更のないお酒は以下になります。

酒税の変更のないお酒
醸留酒類
混成酒類

醸留酒類は代表的なものでいえば、ウイスキーや焼酎、ブランデーやスピリッツが該当します。

混成酒類は代表的なものでいえば、みりんやリキュールなどが該当します。

このような種類に関して現時点(2023年3月)では言及されていません。

酒税の改正に伴うメリット

では酒税改正によるメリットはあるのでしょうか。確認していきましょう。

健康被害の抑制

酒税の改正によって、多くの酒類は値上げされるので、これを機にお酒を控えるという方やお酒を飲む頻度を減らすという方もいるのではないかと思います。

このように、酒類の過剰飲酒の抑制や定期的な飲酒を抑制することで、健康被害を軽減することができます。

お酒は飲めば飲むだけ身体にとってリスクが高まります。

お酒を飲みすぎて依存症になったり二日酔いになって仕事に支障をきたす可能性もあります。

お酒やたばこのリスクに関しては以前の記事で紹介しているので、是非この記事と合わせて確認してください。

couple-money-savings.hatenablog.com

酒税の改正に伴うデメリット

逆に酒税改正によるデメリットを確認していきましょう。

・消費者への負担増

・不公平な場合がある

消費者への負担増

お酒を飲む方にとっては酒税の増税によって、酒類の価格が上がり、消費者に負担がかかります。

毎日飲むという方には大きな負担増になります。

不公平な場合がある

地方によって酒税が変わる場合があるので不公平な場合があります。

お酒をよく飲む方は引っ越しをする際などは、酒税がどうなっているのか確認した方がよいかもしれません。

まとめ

今回は2020年から2026年に段階的に行われる酒税のな改正についてお伝えしました。

知らなかった方や忘れていたという方も多かったのではないでしょうか。

今後もどんどんお酒の値段は変更されていくと思います。

あくまで、お酒は嗜好品なのでお酒との付き合い方はしっかりと考えましょう。