一家の大黒柱が移動になった際に、子供の学校など家族の都合で単身赴任を行う場合があると思います。
しかし、単身赴任は大きな問題が潜んでおり、それがお金の問題です。
そこで、今回は単身赴任で家計が一気に苦しくなる理由と対策についてお伝えしていきます。
単身赴任の可能性があるのであれば、家計が苦しくなることは目に見えていますが、少しでもその苦しさを減らせるように工夫していきましょう。
・単身赴任することが決まった家族
・子供が生まれた家庭
単身赴任で家計が一気に苦しくなる理由
一番大きな理由は、単身赴任をすると単純に生活費が2重にかかることになるためです。
家賃、光熱費、通信費などが2重にかかることになります。
特に家賃の負担が大きい場合が多いので、会社で家を用意してくれるのであれば利用するようにしましょう。
さらに単身赴任先が遠ければ遠い程帰省するのに費用が必要になります。(単身赴任中の帰省費用を負担してくれる会社もあるので、そのような制度を利用できればこの部分の出費は減らせる。)
最後に注意点ですが、会社からの単身赴任手当などが支給されるとしても、単身赴任の生活費すべては賄えない場合がほとんどなので、会社からの単身赴任手当を宛てにするのはやめておきましょう。(単身赴任手当の相場はだいたい5万円と言われています。)
単身赴任の生活費
単身赴任者の1カ月の生活費はたいたい15万円程度かかると言われています。
なので、単純に今までの生活費から15万円消費するお金が増えることになります。
単身赴任中は食費に使うお金が大きくなる傾向があります。
ちなみに私の父も単身赴任していましたが、食費に使う金額が大きくなっていました。
対策(単身赴任の生活費の節約方法)
1. 固定費の削減
家族と離れてお金を稼ぐために単身赴任して、さらに家の中でも節約にまみれた生活をするのは流石に気の毒ですし、難しいと思います。
そこで、単身赴任する際には努力しないで節約できる固定費の削減に力をかけるようにしましょう。
具体的に一番大事なのはやはり「家賃」です。
家賃を1万円下げるだけでも年間で12万円の節約になります。
さらに家賃の節約は住んでしまえば特に何かを意識する必要もない点は大きなメリットです。
もちろん、「家賃を数万円下げてボロボロの家に住め!」と言っているわけではありませんが、仕事場から少しだけ遠くなるだけで1万円の節約になるなどであればそちらに住んだ方が家計的には助かると思います。
他にもwifi付きの物件を選ぶようにして、毎月のWIFI代の5000円を節約(年間で6万円の節約)したり、引っ越す際に水道代が安い地域の賃貸を借りるようにすれば節約できます。(水道代は自治体によって大きく差が出ることもあるので調べておくことをオススメします。)
2. 食費の削減
単身赴任の生活費の部分でも紹介した通り、単身赴任中は食費に使うお金が多い傾向があります。
家族と離れてお金を稼ぐために単身赴任しているので少しくらいは食費にお金を使うのは正直仕方ないと思います。
なので、食費を緩く節約するようにしましょう。
スーパーで買い物をして自炊をするまでしなくても良いので、ご飯だけは炊くようにしましょう。
ご飯を炊くだけでも弁当を購入するところから、惣菜だけを購入することになりますし、朝食でもご飯があればふりかけなどを家においておけば、それで済ませることもできます。
また引っ越しの際に、家の近くに激安スーパーがあるを条件として加えておくことでも食費(惣菜など)を大幅に抑えることができるので、余裕があれば引っ越しの際に家の近くに激安スーパーがあるかを見ておくことをオススメします。
どうしても赤字なら
単身赴任中にどれだけ節約をしていても、どうしても家計の状況が赤字のままという可能性は大いになります。
その場合は思い切って会社に単身赴任中でどうしても生活が苦しいことを相談してみたり、最悪思い切って転職を考えてみましょう。
ここ最近、転職することはかなり身近になってきています。
転職することで給与が上がったり、自分の価値を理解するいい機会にもなります。
現代は終身雇用も崩壊が始まっており、1つの企業に居続けることはリスクと言われる時代になってきました。
そういった面でも今の職場環境に不満があるのであれば転職という選択肢もあるということを頭に入れておきましょう。
まとめ
今回は単身赴任で家計が一気に苦しくなる理由と対策についてお伝えしました。
単身赴任は確実に家計の負担が増えてしまい、赤字になりやすくなります。
家を買っていたり、子供がいるのであれば家族ごと移動するのは難しくなってしまうので、出来るのであれば会社での移動を回避できるようにしておきましょう。(入社時に転勤不可で入社したり、転勤無しの会社に就職するなど)