最近、怖さが浸透してきたリボ払いやローン支払い。
よく聞くようになった言葉ですよね。
ただ、何が怖いのかしっかりと理解をしていますか?
今回はそのような方のためにリボ払いやローン支払いとは何?
そしてなぜ使ってはいけないのか?を本日はお伝えしていこうと思います。
・リボ払いやローン支払いとは何か知りたい方
・リボ払いやローン支払いを検討されている方
リボ払い
「リボ払い」...正式には「リボルビング払い」と言います。
そしてリボ払いとは、支払い額を一定にして計画的に返済していく制度のことです。
例えば100万円の時計が欲しい場合に月々に払う金額を5000円や1万円,2万円ですぐに買うことができるのです。
これだけを聞くととても良い制度に聞こえますよね?
但し、このリボ払いは年利が15%になるのです。
皆さんはピンと来ていますか?
これは恐ろしい数字です。
100万円のモノをリボ払いでモノを買い、月々2万円で支払っていくとします。
すると6年以上の返済でなんと150万円以上の返済が必要になるんです。
50万円以上の利息がとられてしまうのです。
月々の支払いが5000円や1万円であればさらに利息は大きくなります。
また、借入額が100万よりさらに大きくなれば、さらに利息は大きくなります。
何度もリボ払いをするたびに利息金額はどんどん膨れ上がっていく...
どれだけ年利15%が怖いか理解できましたでしょうか?
なので、もし家族や友人がリボ払いを検討している場合は、一旦この話をしてあげてください。
そしてこの話を理解したうえでリボ払いを気づかずに使ってしまう場合があるので注意してください。
クレジットカードを作る際などにデフォルトで「リボ払い」がOnになっている場合があります。
それに気づかずに作ってしまいクレジットカードを使用したら「リボ払い」として支払いが行われてしまいます。
クレジットカードを作成する際はお気を付けください。
そして今後、「リボ払い」という項目をみたら確実に使用しないということを心に刻んでおきましょう。
ローン
ローンといえば自分たちの親や兄弟、親戚などもみんな使っていると思います。
なので、ローンという言葉を聞いてもあまり不信感などはわかないと思います。
但し、よく聞いたことがある言葉だから大丈夫!ではなく、ローンに関してもしっかりと理解した上で検討をするようにしてください。
ローンといえば有名なのは「住宅ローン」や「自動車ローン」、「カードローン」です。
これらに関してお伝えしていきます。
住宅ローン
家を買う際によく聞く住宅ローン。
では住宅ローンに関して皆さんは知っていますか?
住宅ローンは家を買うためにお金を貸してくれます。
しかし、金融機関によって異なりますが手数料として借入額の2.2%がまず必要で、その後も年利が約1%はかかります。
先ほどのリボ払いに比べれば全然気にならない数字に思えますね。
ただこれは大きな落とし穴です。
家を購入するための借入額が高額になる場合が多いためです。
例えば3000万円を借り入れをした場合、まず手数料で66万円になります。
そして月々に約10万円ずつ返した場合30年で返却でき総額約3470万円になります。
手数料と利息だけで500万円超えのお金が必要になります。
年利が約1%でもこの計算です。
さらに年利が大きい場合はもっと利息分が大きくなります。
住宅ローンも大きな利息がとられることが分かったと思います。
十分に理解したうえで検討するようにしてください。
自動車ローン
こちらも車を買う際によく聞く自動車ローン。
住宅ローンと同様に自動車を買うためにお金を貸してくれます。
そして、年利が約2%はかかります。
例えば500万円を借り入れをした場合、月々に約9万円ずつ返した場合5年で返却でき
総額約525万円になります。
これも25万円の利息がかかります。
自動車ローンも同じく十分に理解したうえで検討してください。
カードローン
リボ払い比較されることも多いカードローン。
こちらはリボ払いとの違いは金利の差です。
リボ払いは金利約15%ですが、カードローンは金利が5%-15%程です。
なのでカードローンの方が利息を取られる確率は低いです。
ただ、何度もカードローンで買い物をするたびに、利息金額はどんどん膨れ上がっていくことに変わりはないので、カードローンに関しても十分に理解したうえで検討をしてください。
まとめ
リボ払いやローン支払いに関してお伝えしましたがいかがだったでしょうか?
リボ払いやローン支払いが何か理解できたと思います。
なので、何かを買いたい場合は一括で買うようにしましょう。
一括で買えないのであれば、自分には不相応なものと割り切って諦めた方が良いと思います。
最後に、リボ払いやローン支払いは言い換えれば「借金」です。
本当に借金をしてまで買う必要があるモノなのかを考えてからリボ払いやローン支払いを使用するようにしましょう。