日本の貧困の現状と今後の予想!早く気づいて節約に慣れておこう
日本はどんどん貧しくなっているのはなんとなく多くの方が気づいている事実だと思います。
物価は高騰し、賃金は上がらず、増税は続く。
さらには年金や退職金はどんどん減少している。
こんな状態が今の日本です。
そこで今回は、そんな日本の貧困の現状と今後の予想についてお伝えしていきます。
今日本はどんな状態なのか、なぜ私が節約を進めるかなどが分かるので是非確認してください。
・日本の貧困に関して知りたい人
1. 貧困とは
貧困とは、様々な定義がありますが、一般的に「絶対的貧困」と「相対的貧困」があります。
そして絶対的貧困とは食べ物や衣類を購入することができなかったり、家がない、教育を受けることができないなどの状態を言います。
次に相対的貧困は国やその地域において大多数より貧しい状態のことです。
定義は簡単に説明すると「国民の所得の中央値の半分未満の所得しかない人々の割合を示すもの」となってる。
日本の多くの貧困は相対的貧困に当てはまります。
日本ではほとんど絶対的貧困はないと思うので日本に生まれたこと自体には感謝すべきなのかもしれません。
2. 貧困の割合
2021(令和3)年の貧困線(等価可処分所得の中央値の半分)は 127 万円となっており、「相対的貧困率」(貧困線に満たない世帯員の割合)は 15.4%となっています。
そして、この相対的貧困率は1985年には12%だったので少し増えています。
但し、2000年から2021年まではほとんど相対的貧困率は変わっていないので最近大きく上昇していることはありません。
厚生労働省「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」を参照
そして、OECD加盟国の中でも日本は下の区分にいるのでこの数値は決して良い数字とは言えないことが分かります。
3. 貧困の生活
貧困層の生活はかなり厳しいことはもう分かると思うが、貧困層の収入は先ほど紹介した貧困線の127万円よりも低くなっている。
仮に127万円の収入があったとしても月に使える金額は10万円である。
家賃が5万円だと仮定しても残りの食費、光熱費などを5万円で賄わなければならない。
さらに高齢者や子供がいる場合は病気などの治療代もこの中から捻出する必要が出てくるのでかなり厳しい生活ということが想像できる。
4. 今後の予想は?
結論、貧困率はそこまで変わらないと予想しています。
日本人の平均給与は30年間ほとんど変わっておらず、それは今後も続くと予想しています。(物価の高騰よりも材料費の高騰などの方が高く給料を上げる余裕がないことが想像されるため)
すると貧困率の定義が「国民の所得の中央値の半分未満の所得しかない人々の割合を示すもの」なのでそこまで大きく貧困率が上がったり、下がったりするのは想像しにくいです。
ただし、実際に物価高騰や増税などはまだまだ加速していくことが予想できるのでデータ上では貧困率は変わりはないが、実質的に苦しい生活をする家庭や世帯は増えていくことが予想できます。
5. 今からできる対策は?
終身雇用も崩壊してきた日本であなたがいつ貧困層になるかはこのご時世ではわかりません。
急に会社が倒産したり、リストラされてその後仕事が見つからない可能性もありますし、定年退職後に退職金が少なくギリギリの生活を強いられることになるかもしれません。
そんなことにならないために節約をして貯金を貯めておきましょう。
貯金があれば最低限の生活は保てますし、もし貧困層になっても節約生活に慣れていれば普通よりは生活を楽しむことができると思うからです。
また、今の生活に余裕があるのであれば自分で稼ぐ方法を身に着けておきましょう。
会社に頼らなくてもお金を得る方法があるのは精神的にも良いですし、お金の面でもとても重要です。
6. 余談(日本の金持ち)
日本人のお金持ちは続々と海外移住を進めています。
テレビに出ている方でも何人か海外に移住している人もいると思います。
実際に2022年10月1日現在で日本人の永住者は過去最高の約55万7千人になっています。
背景には超少子高齢化によりまだまだ税金は上がり続けることが予想されたり、人口が減少しているため単純に経済が小さくなっているためなど様々な理由があります。
お金持ちの方がなぜ海外移住しているのかなども今後のために知っておくようにしましょう。
まとめ
今回は、日本の貧困の現状と今後の予想についてお伝えしました。
正直衝撃的なことが多かったと思います。
私もここまで日本は貧困化が進んでおり、他の国と比べても貧困の割合は多いということに驚かされました。
先ほども言いましたが、貧困率世言う数値では今後もそこまで変わらないかもしれませんが、物価高騰や増税などで生活が苦しくなる世帯が増えるのは目に見えています。
今後、日本で生きる上では節約生活はそのうち普通になると私はお思っているので先に節約に慣れておきましょう。