お金を守るための知識!ポンジスキームの概要と注意点を紹介!
皆さんは「マルチ商法」や「ポンジスキーム」という言葉を理解できているでしょうか?
多くの方はマルチ商法に関しては理解しておりポンジスキームに関しては理解できていないのではないでしょうか。
しかし、この二つはどちらも代表的な詐欺手法です。
なので、マルチ商法は理解している人も多いので警戒もできハマってしまう可能性が低くなりますが理解できている人が少ないポンジスキームにはハマってしまう可能性が高いのです。
そこで、今回は代表的な詐欺手法であるポンジスキームに関してお伝えしていこうと思います。
ポンジスキームを理解しておくことで実際に勧誘されても冷静に判断でき断れるようになれます。
しっかりと理解していきましょう。
・ポンジスキームとは何かを知りたい方
・新社会人になる方
・大学生になる方
ポンジスキーム
ポンジスキームは伝説の詐欺師といわれたチャールズ・ポンジが行っていた詐欺手法です。
ポンジスキームは伝説と言われるほど優秀でハマってしまいやすい手法になります。
具体的には対象者に「出資してもらった資金を運用し、その利益を資金提供者に還元する」などと言い、実際には資金運用を行われず、どんどん参加する出資者から新たに集めたお金を、以前からの出資してもらっていた方に向けてお金を渡すことで、あたかも資金運用によって利益が生まれてその利益を出資した人に配当しているように装うものです。
少し難しいですが極端な例としては「今、出資してもらえると元本保証で私たちが投資をして出資額の10%を毎月還元を行うことができます。」のように勧誘され100万円を渡してしまうと始めの何回かは10万円(出資額の10%)が振り込まれますが途中から音信不通になり結局は出資者のお金が奪われてしまう(マイナスになってしまう)という流れになります。
ポンジスキームで狙われやすい人は?
このポンジスキームで狙われやすい人は新社会人や大学生などの若者が狙われやすく、さらに勧誘されるとハマってしまうことが多いです。
やはりお金に関する知識が乏しいのでカモにされてしまいやすいので新社会人や大学生は特に注意が必要です。
もし、お子様がおられる方などはしっかりとこのような手法は危険であると伝えておいてあげることも大事です。
ポンジスキームで注意すべき点
以下の項目の投資話は特に注意してください。
・年利5%以上
・元本保証
・知らない人からの投資話
投資で年率5%以上は詐欺だと思え
先ほど話した通り、ポンジスキームでは出資額の10%を月々払うなどありえないくらい利益率が大きい場合が多いです。
しかし、投資でどれくらいの利益率が普通なのかというのは知らない方が多く、この知識の無さから騙されてしまうのです。
具体的に投資での利益率は年利で5%以下だと考えておきましょう。
100万円であれば1年後に105万円になっているということです。
これを前提にすると先ほどの月利10%がどれほどありえないかは理解できると思います。
結論、年利5%以上と言われる投資商品はすべて詐欺だと疑うようにしましょう。
友人が勧誘してきたからと言ってもこの条件に当てはまている場合は絶対に疑うようにしえください。
元本保証を疑う
元本保証と聞いて真っ先に思い浮かぶのは銀行だと思います。
そして、この元本保証でお金を集めるのは金融機関(銀行や信用金庫)にしか認められていないのです。
なので、元本保証を謡う投資は詐欺の可能性がかなり高いです。
しっかりと元本保証は金融機関にしか認められていないことを理解しておきましょう。
知らない人からの投資話を疑う
知らない人が儲かる話をなぜあなたに提案してくるかを考えましょう。
それはあなたを騙してお金を奪い取るためです。
なぜなら儲かるのであれば自分で出資すれば良いからです。
儲け話は魅力的ですがあなたにそんな良い儲け話が来ることはない!くらいの気持ちを持っておきましょう
ポンジスキームにハマってしまった場合は?
もしポンジスキームにハマってしまったという方は「消費生活センター」に相談したり弁護士に相談するようにしましょう。
但し、相手は詐欺師です。
お金が帰ってくる可能性は残念ながら低いことは理解しておきましょう。
他の詐欺にも注意を
今回はポンジスキームに関してお伝えしましたがまだまだ詐欺は多く存在します。
ただ、多くの詐欺はあなたに対して美味しい話をしてくることが多いです。
その際になぜ私にそんな話が持ってこられたのかをしっかりと考えるようにしましょう。
そして、あなたのお金が狙われていないかを考えましょう。
それだけでも詐欺を避けられる可能性は上がります。
まとめ
今回はポンジスキームに関してお伝えしました。
ポンジスキームに関して理解できたと思います。
他の詐欺も多くありますが詐欺にかからず生活していくためにしっかりと詐欺に関して理解していきましょう。