節約するのに適した環境とは?引っ越し・転居前に確認すべき項目
引っ越し・転居・実家を出る際に節約に適した環境に住めるかどうかはとても大事です。
今後住んでいく場所の物価が高ければそれだけお金が出ていきますし、物価が低ければお金の出ていく量を減らすことができます。
1月で見れば微々たる値段でも数年、数十年と積み重ねていくと大きな金額になってしまいます。(毎月5000円違っていたとしても年間で60000円の差になり、10年後には60万円になります。)
このように節約に適した環境に住めるかどうかで数十万円、数百万円のお金が自分の手元に残るか変わってきます。
そこで、今回は節約するのに適した環境についてお伝えしていこうと思います。
節約に適した環境に住むことで、将来のお金の不安を少しでも減らしていきましょう。
・新社会人になる方
・引っ越し/転居予定のある方
節約するのに適した環境
1. 家の近くに激安スーパーがあること
まずは家の近くに激安スーパーがあることはとても重要です。
家の周辺に激安スーパーがあるとないでは食費や生活費が大きく変わってきます。
極端な例ですが、家の近くにコンビニしかなければコンビニで買い物することが多くなり、毎日の食費は大きく変わってくることになります。
コンビニであれば弁当1つでも500円以上しますが、激安スーパーであれば300円以下で購入できる場所もあります。
弁当以外に飲み物や洗剤、生理用品など生活必需品のすべての項目で金額が変わってきます。
私は激安スーパーが家の周辺にあるだけで生活にかかる必須の費用が1月で数千円は変わってくると思っているので、家から徒歩圏内に激安スーパーがあることを確認するようにしましょう。
2. 光熱費の安い市区町村
次に光熱費の安い場所に住むようにしましょう。
「光熱費なんて場所でそこまで変わらないんじゃないの?」と感じている方もいると思いますが、残念ながら大きく変わってきます。
例としては水道料金日本一安い赤穂市と日本一高い夕張市を挙げてみます。
家庭用20立方メートル当たりの赤穂市の水道料金は約850円で、夕張市の水道料金は約6800円で、約8倍変わってきます。(1月で約6000の差、年間で72000円の差が出る。)
これは極端な例ですが、最悪の場合はこれだけ変わってきてしまうのです。
電気やガスに関しても地域に取り、電気代は変わってきます。
これらすべてが安い地域に住めるのか、逆に高い地域に住んでしまうかで大きく節約効率が変わってしまうことは理解できると思います。
光熱費をどこでも同じと考えずに、しっかりと確認するようにしましょう。
3. 支援制度のある市区町村
次に支援制度のある市区町村に住むようにしましょう。
子育て支援、住宅建築補助、起業支援、結婚支援、奨学金利子補給など多くの支援制度がありますが、これは自治体によって大きく変わってきます。
支援制度が整っている自治体があれば、全然支援制度が整っていない自治体もあります。
そして自治体ごとの支援制度を知らずに引っ越しをしてしまうと、「隣の自治体に住んでいれば結婚時に数十万円の給付金が出ていたのにな...」のようなことになりかねません。
そして、支援が整っている自治体でも自治体によって、子育てを行いやすい支援を行っている市区町村や、若者が生活しやすい支援を行っている市区町村など違いがあるので、住む予定の地域のすべての市町村の支援制度をしっかりと確認するようにしましょう。
その中で一番あなたにお得な市区町村に住むようにしましょう。
支援制度が整っている自治体でもあなたにとっては関係ない制度ばかりの場所に引っ越しては意味がないので、他人の意見などに流されず自身がどうなのかを考えるようにしましょう。
4. 見栄を張る必要のない環境
最後に見栄を張らなくてよい環境に住むようにしましょう。
分かりやすい例で行くと、タワーマンションに住むことです。
タワーマンションに住んでいると、周りの方への見栄で安いスーパーでの買い物が出来なかったり、服やバックなどをブランド物にしたりする方が多いと聞きます。
また、隣の家に同じ境遇の家族がいるという環境(ほとんど同じ年齢で子供の年齢も似ている環境)もできれば避けるようにしましょう。
もちろん、後にそのような環境になってしまうこともあるので、そのような場合は仕方ないと思います。
しかし、引っ越しする際や家を購入する際にこのような環境になることが分かっているのにその環境に飛び込むのはやめましょう。
隣の家に同じ境遇の家族がいるとその家族よりも裕福に見せたくなる可能性も高いので、このような場合も見栄を張ってしまう可能性があるためです。
見栄を張ることは節約を行う上で良くない事なので、見栄を張ることが少なくなる環境を選びましょう。
まとめ
今回は節約するのに適した環境についてお伝えしました。
節約は自身をコントロールすることも重要ですが、環境も重要です。
節約に適した環境に住んでいるだけで無意識に節約になっていることもあると思うので、引っ越しなど行う際は節約に適した環境を意識するようにしましょう。