「高かろう良かろう、安かろう悪かろう」という言葉がありますが、この言葉のように高いモノは高品質で安いモノは低品質と判断してしまってはいませんか?
このように判断しているとあなたはお金を使い続けることになり節約も中々上手くいかないと思います。
そこで今回は高いモノは良いモノ症候群についてお伝えしていこうと思います。
何でもかんでも高いモノが高品質だからと高いモノを買ってしまわないようにして節約を行っていきましょう。
・買い物に行くとついつい高い方を買ってしまう方
・高いモノに価値があると思い込んでいる方
1. 高いモノを購入する基準
高いモノを購入する際は以下の基準を満たしているかを考えるようにしましょう。
3つの条件を満たしている場合は、高額でも購入を検討する意味があると思います。
長期間利用するモノ
長期間利用して買い替える予定もないモノは高額でも購入しても良い候補です。
長期間の利用は愛着も沸き、モノを大事にすることにも繋がります。
ほとんど毎日利用するモノ
毎日利用するモノも高額で購入しても良い候補です。
毎日少しづつストレスがたまったり、疲労がたまっていくくらいであれば高額でも一切ストレスのたまらない、疲労の貯まらないモノを購入する方が良いと思います。
類似品がないモノ
同じような品質で値段が安い類似品がない場合も高額で購入しても良い候補です。
もし同じような品質で値段が安い類似品があるのであれば迷いなくそちらを購入しましょう。
メーカー名だけで高いという場合もあります。
あくまで品質がどうなのかを判断するようにしましょう。
2. 高額でも購入すべき商品
具体的には、ベットや枕、電動歯ブラシ、テレワークをするのであれば作業用の椅子などは高額でも品質の良い長期間利用できる商品を選ぶべきだと思っています。
毎日の睡眠は健康に直結しますし、歯磨きも適当に行っていると健康を害してしまいます。
椅子も悪者だと腰を壊してしまう原因にもなります。
このように毎日利用する、かつ健康にも直結するモノには多少値段が高くてもお金を使うべきです。
3. 高いモノは良いモノ症候群
今まで紹介したような高額商品を購入する基準などを全く考えずに、「高かろう良かろう、安かろう悪かろう」で高額商品を購入する方は多くいます。
これは高額品(車、テレビなど)だけではなく日常品でも同様で、例えばハムを1つ買うにもいくつも種類はあると思いますが一番高い商品を何も考えずに購入される方もいると思います。
確かに高額な商品には高品質なモノが多いのは事実だと思いますが、低価格でも品質が変わらないモノや味が近いモノはあると思います。
しかし、そんなことは考えずに高いモノが良いとその商品を選んでしまうという方は「高いモノは良いモノ症候群」だと私は思っています。
先ほど例に出したハムでも品質がほんの少し劣っているだけで一番高いハムの半額以下で購入できるとします。
普通であれば、そんな時に倍の値段を出してほんの少し品質の良い商品を購入すべきか悩んで半額の商品を選ぶことが多いと思います。
しかし、高いモノは良いモノ症候群の方はこの考え方をしないのです。
気にせずに一番高い商品を選んでしまいます。
これは私個人の意見ですがこの症候群は知識の無い分野で特に発揮されます。
料理をしない方であればスーパーやコンビニで、家具の知識がない方であれば家具屋で「高いモノは良いモノ症候群」が発揮されることが多いと感じます。
4. 高いモノは良いモノ症候群の対策
1. 考え方を変える
まずは「高かろう良かろう、安かろう悪かろう」の考え方を変えましょう。
先ほども話しましたが安くても品質がほぼかわらなかったり、味がほとんど同じものはあります。
なので何でも安いモノが品質が悪いという考え方を変えましょう。
いきなり難しい場合は今まで公住していたものよりも1段階安いモノを購入してみて利用してみましょう。
そこまで差がないことが分かると思います。
差がないと分かれば一番高いモノを無意識に選んでしまうこともなくなっていくので改善していくと思います。
2. 高額商品購入の基準を設ける
次に「高かろう良かろう、安かろう悪かろう」の考え方が変われば、高額商品を購入時は初めにお伝えした基準を利用するようにしましょう。
これができれば無駄に高い商品を購入することがなくなるので大きく節約に繋がると思います。
3. 知識を身に着ける
先ほど話したように知識の無い分野で高いモノを購入することが多いように感じられるため、自分の知識が乏しいモノを購入する前には一般的な知識を自分に取り入れてから購入するようにしましょう
まとめ
今回は高いモノは良いモノ症候群についてお伝えしました。
確かに高いモノに高品質なモノが多いのは事実だと思いますが、安いモノにも高品質なモノはあります。
なので、安く高品質なモノを購入して節約していくようにしましょう。
その中でも類似品が無くて、毎日利用する予定で、長期間利用し続けるモノに関しては高額でも購入するようにしましょう。