【親必見!】子供の金銭感覚を養うために行ってはいけないこと
子を持つ多くの親は子供に対して「正しい金銭感覚を身に着けてほしい!」と考えていると思います。
しかし、意外にもあなたが普段何気なく行っている行動が、子供が金銭感覚を身に付ける妨げになってしまっていることがあります。
特に最近は子供に対して甘やかしすぎる親も増えており、このような場合に注意が必要です。
そこで今回はそんなことにならないために、子供の金銭感覚を養うために行ってはいけないことをお伝えしていこうと思います。
子供に正しい金銭感覚を身に着けてもらうためにも、自分が間違った行動を行ってしまっていないかを確認していきしょう。
・子供がいる家庭の方
・将来子供が欲しい方
子供の金銭感覚を養うために行ってはいけないこと
1. お小遣いへの口出し
子供へお小遣いを渡す親は誰しも、子供に有意義にお小遣いを使ってもらいたいと感じていると思います。
そのため子供がお小遣いをすぐ壊れてしまうモノに使おうとしたり、買っても無意味なモノに使おうとしたりすると、ついつい口を出してしまう場合があります。
しかし、これは大きな間違いです。
自分で限りあるお金をどのように使っていくのかをしっかり考えさせましょう。
今後生きている限り、全員が限りあるお金の中で生きていくことになります。
早いうちからその事実に気づかせて上手にお金を使えるようになってもらいましょう。
2. 借金を許す
子供によっては計画性がなく、お小遣いをもらってすぐにお金を使ってしまったり、欲しい物が高額で購入できない場合にお小遣いの前借りなどをお願いしてくる場合があります。
しかし、このような場合に借金を許してはいけません。
お金を与えることは簡単だと思いますが、そんなことをしていると子供は「お金に困っても何とかなる。」とイメージを持ってしまいます。
子供にお金は有限であり、無限ではないことをしっかりと理解してもらいましょう。
子供が困っていればすぐお金を与えていては子供の金銭感覚は養われないので、可哀そうに思えると思いますがその気持ちをグッとこらえて経験を積ませてあげましょう。
但し、たまにある友人との突発的な遊びなどには出してあげましょう。(お小遣いでは対応できない有名遊園地に行くなどの場合)
3. 爆買いする様子を見せる
人はストレスが貯まると大量に食べ物を食べたり、大量にモノを購入したりと爆買いをしてしまう場合があります。
しかし、このように爆買いしてストレスを発散している姿を子供に見せていると、子供も同じようになってしまう可能性が高いので爆買いする様子を子供に見せるのは控えましょう。
4. 大きな金額のお金の失敗をさせない
これは一番良くないことです。
大きなお金での失敗に関しては親がそれを回避させてしまうことが多いです。
具体的にはお年玉の使い方などは親が関与してしまうことが多いです。
しかし大きな金額の失敗程、子供も経験しておくべきです。
金額の大きな買い物の際にしっかりと考える癖をつけさせるなどのためにも大きな金額の買い物でも口出しをしないようにしましょう。
冒頭でもお話ししましたが、最近は子供への愛を注ぎすぎるために、子供に失敗をさせないケースも多いように感じます。(もちろん子供に愛を注ぐのは良いことだと思います。)
しかし、子供の為を思うなら逆に今のうちにお金の失敗をさせてあげるようにしましょう。
歳をとってからのお金の失敗はその子供の人生が壊れてしまう可能性もあるので、見守っていてあげられる今のうちに失敗を経験させてあげましょう。
5 . 「貯金しなさい」の言い過ぎ
当たり前のことですが、貯金を行うことは重要なことです。
しかし貯金だけを行っていても、今後の日本では生きていくのが苦しくなってきています。
なので、ある程度の金額は貯金をしておくように教えるのは良いですが、「貯金が正解」のようなことを声を大にして子供に言うのは控えましょう。
6. 現金だけ使わせる
最近は日本でも電子マネーの普及が進んでいます。
しかし、子供に対しては現金しか渡していない親がいます。
これは「現金で支払うことが正しい」と子供に植え付けてしまうので、電子マネーも使う機会を与えるようにしましょう。
例えば、お小遣いの半分を電子マネーで与えるのも良いと思いますし、「XXだけは電子マネーで購入する」のようにルール化しても良いと思います。
生きていくうえで現金を使うよりも、クレジットカードや電子決済を使った方がポイントも貯まり、上手に生きていくことが出来るので、今後のためにも子供に電子マネーに対して苦手意識を持たせないようにしましょう。
まとめ
今回は子供の金銭感覚を養うために行ってはいけないことをお伝えしました。
親は子供に正しい金銭感覚を身に着けてもらうため、ぐっと見守ることも必要だということが分かったと思います。
子供が可愛いゆえに失敗させたくないと思いますが、子供のうちに失敗を経験させてあげるようにしましょう。
あなたの子にしっかりと金銭感覚が付きますように。