結婚後にお小遣い制はあり?なし?メリット・デメリットと共に紹介!
日本では、結婚した後は家計を奥さんが握り、夫に関してはお小遣い制になる家が多いです。
しかし、このお小遣い制度は良い点もあれば悪い点もあり、しっかり理解した上でお小遣い制を導入した方が私は良いと考えています。
そこで、今回は「お小遣い制はあり?なし?メリット・デメリット」というテーマでお伝えしていこうと思います。
結婚したら「お小遣い制が一般的だしお小遣い制にする」ではなく自分達にはどちらが合っているのかを考えたうえで導入するようにしましょう。
・結婚する予定の方
・お小遣い制にするべきかどうか悩んでいる方
お小遣いの相場
多くの家庭で導入されているお小遣い制度ですが、夫がもらっている金額は約30000円程度です。
趣味にかかる費用や交際費、昼食代、たばこ代などはお小遣いでやりくりしている場面が多い印象です。
逆に、美容院代や医療費などの費用はお小遣いとは関係ない場面が多い印象です。
お小遣い制度のメリット
1. 家計を管理しやすい
お小遣い制度にすることで家計の管理が行いやすくなります。
お小遣い制度でない場合は、いつどんなところでいくらお金を使ったか不透明な場合も多いです。(もちろん、使いすぎてしまう場合もあります。)
しかし、お小遣い制であれば支出金額が決まっているので用途不明金が増えることがありません。
2. 完全に自由なお金の確保
お小遣い制度にしていると、金額に制限はありますが、そのお金に関しては自分の意志だけで使うことができます。
自由に使えるお金があることは心に余裕を持たせてくれるのでとても良いです。
もし、自由に使えるお金がなく、お金を使う際にいつも「今使っても良いかな?」などと考えていると疲れてしまいます。
お小遣い制度のデメリット
1. 柔軟性の低さ
お小遣い制は柔軟性に欠けてしまいます。
急に大金が必要になった場合などに「お金が無い。」となりかねません。
お小遣い制を導入する場合は、何かあった時のためにお小遣いとは別にお金を持たせておく方が良いかもしれません。
2. 機会損失の可能性
いざという時にお金が無いことで、機会損失を招く危険性があります。
突発的に上司や仕事関係者にに飲みに誘われたりした場合などでもお小遣いが足りないことでその場に行くことができずに、新しい仕事の情報を聞き逃してしまうなどの可能性があります。
飲み会の場で仕事の話をして仕事を取ってくることもあると思うので、その場にいないことで仕事を取れずに「年収が上がらなかった...」となってしまう可能性も十分にあります。(もちろん、毎回同じメンバーでの飲み会に行く必要はないと思います。)
このように、せっかくの機会を棒に振ってしまう可能性があるので、ここはチャンスと思った際に使えるお金があるのは大事なことだと思います。
3. お金が貯まりにくい
お小遣いは自由に使えるので、無駄使いする可能性が増えてしまいます。
メリット部分で家計の管理はしやすいと言いましたが、結局お小遣いは用途不明金になってしまう場合が多いです。
何に使っているのかわからないお金は結局節約の天敵なので出来るだけ節約を意識しているのであればお小遣い制度はおススメできません。
4. 稼ぐ意欲が減る
お小遣い制にしてしまうと、稼ぐ意欲が減ってしまう場合があります。
お小遣い制にすると、家計に関しては妻に一任することが多くなるので、必然的に家計に関して考えることが少なくなります。
すると、「もっと収入をあげよう!」などの意欲が薄まってしまう可能性があります。
但しお小遣い制でも、収入が上がれば何か得があると思わせることで稼ぐ意欲を増やすことが出来ると思うので、分かりやすく収入が上がれば少しづつお小遣いをあげていくなどすればモチベーションも上がるかもしれません。
但し、直接「収入が上がればお小遣いを上げる」とは言わないでください。
私の感覚ですが、あくまでもさりげなく行う方が効果はあると思います。
結局お小遣い制はあり?なし?
結論、人に寄ります。(金銭感覚次第)
金銭感覚が互いにしっかりとした夫婦であれば、お小遣い制は不要です。
互いに無駄なお金を使うことも少ないためです。
逆に金銭感覚がしっかりとしていない場合は、お小遣い制は必要です。
借金をしていたなどの過去があればもちろんですが、他にもギャンブルにハマっている場合やお金があればあるだけ使ってしまう人などの場合は必ずお小遣い制にすべきです。
ちなみにお金の管理は必ず金銭感覚がしっかりとしている方が行ってください。
「妻が家計を握るのが一般的」などという根拠のない理由で家計を管理するのはやめましょう。
まとめ
今回は「お小遣い制はあり?なし?メリット・デメリット」というテーマでお伝えしました。
結局はお小遣い制にするかどうかは互いに金銭感覚があるかどうかが重要です。
そして、お小遣い制はメリット・デメリットを見ると、できれば導入しない方が良いことが分かります。
そのため、金銭感覚が互いにある場合はお小遣い制は避けるようにして、どちらかの金銭感覚がおかしい場合のみお小遣い制に頼るようにしましょう。
自分達に合ったお金管理の形を見つけていきましょう!