こだわりすぎるな!食費の節約にならない自炊とは?二人暮らしの知恵
節約を行うと聞くと、一番に思い浮かぶのは「食費」という方は少なくありません。
なので、食費を節約しようと毎日の外食やコンビニ生活をやめて、自炊を始めたという方も多いのではないでしょうか。
しかし、この自炊にも落とし穴は潜んでおり、節約とは真逆の結果になってしまう可能性も秘めています。
そこで、今回は食費の節約にならない自炊についてお伝えしていこうと思います。
せっかく節約のために自炊を始めたのに外食していた時よりもお金を使っていたとならないように、自炊の落とし穴をしっかりと理解した上で自炊をしていきましょう。
・自炊をしている方
・節約をしている方
食費の節約にならない自炊
食費を節約するために自炊をしていてもこだわりが大きい人は逆に自炊前よりもお金が出て行ってしまう可能性があります。
以下では、そんな節約にならない自炊の例を紹介していきます。
1. 具材の決めつけ
まず多いのは料理に対して具材を決めつけて自炊をしている場合です。
具体的には「カレーには絶対に牛肉を入れる。」「チャーハンには絶対にチャーシューを入れる。」など料理ごとに絶対にこの食材でなければならないと決めつけて自炊している人です。
これは意外と多いパターンだと思います。(あなたも決めつけて料理をしてしまっていることはないでしょうか。)
しかし、これは節約するうえではかなりもったいない状態です。
例で示したカレーを作るためにも、チャーハンを作るためにも特定の食材が必要になれば買い物に行く回数も増えてお金を使ってしまいます。
料理ごとに具材を決めつけるのではなく、「これを入れても美味しいかもしれない。」のように考えられると節約もできますし、料理をさらに楽しむことにもつながります。
具材の決めつけは今日からやめましょう。
ちなみに私はエビチリのエビを鶏肉にするのがとても美味しく感動したので、是非試してみてください。
2. 料理に手をかけすぎる
趣味として料理をしているのであれば問題ないですが、節約するうえでは手をかけすぎるのも問題です。
具体的には「出汁は自分で昆布やかつお節、鶏ガラから取る。」のような場合です。
出汁にするために昆布やかつお節や鶏ガラを購入する必要が出ますし、素を購入すればこれらを購入するよりも安価に済みます。
料理に手をかけすぎるのは趣味の場合だけで、節約を目的にした自炊では控えるようにしましょう。
3. オーガニックを気にする
オーガニック食材などを気にしている場合はかなり自炊での節約は厳しくなります。
元々自炊前から、オーガニック食材しか食べていなかった場合などは仕方ないかもしれませんがそうでない場合はオーガニック食材にこだわりすぎるのはやめましょう。
確かにオーガニック食材は健康に良いかもしれません。
しかし、自炊しているだけでも外食を毎日するよりも大きく健康には近づいていると思うで、そこまでオーガニック食材にこだわりすぎないようにしましょう。
※オーガニック食材を否定しているわけではなく、節約のために自炊をするなら控えるべきという話になります。
また、ここからは私個人の意見ですが、オーガニック食材にこだわるのであればその他のシャンプーや石鹸など身体に関わる全ての部分でオーガニック素材のモノにした方が良いと思います。
しかし、そこまでできるのであれば節約をする程お金にも困っていないと思うので節約をするうえではオーガニックにこだわるべきではないと思っています。
4. 国産しか購入しない
オーガニック食材と同様に国産食材だけしか購入しないという場合も自炊での節約は厳しくなります。
国産の食材は高い場合が多く節約には向いていません。
ただ、産地が気になるという方は多いと思うので、「国産食材しか購入しない。」という考えではなく「XX産の食材だけは購入しない。」のように考え方を変えるようにしましょう。
こうすることで国産だけに縛られずに大幅に食費が変わってくると思います。
自炊で節約するためには?
節約のための自炊では、料理の具材にこだわりすぎたり、品質にこだわりすぎないようにしましょう。
そして、「XXの具材がないから買い物に行こう。」ではなく「XXとXXが余っているしYYにしよう」のようにその場にあるもので食事を上手に作ることが節約に繋がります。
節約のために自炊をしているのに逆の結果にならないように気を付けましょう。
まとめ
今回は食費の節約にならない自炊についてお伝えしました。
自炊をするうえでも節約にならない落とし穴がありました。
今回紹介した節約にならない自炊は、裕福な家庭で育ったという方に多い思考だと思います。(親が食材や料理にこだわっていた場合など)
食費は節約しようと思えば大きく改善しやすい部分ですが、逆に思考停止していると大幅に散財してしまう部分でもあることを理解しておきましょう。
こだわりすぎずに自炊を行って節約していきましょう!