16時間断食という言葉を聞いたことはあるけどあまり理解していない方も多いと思います。
そこで、今回は16時間断食のメリット・デメリットについてお伝えしていこうと思います。
知っておけばダイエットするときなどにも使える知識なので是非理解しておきましょう。
・16時間断食とは何かを知りたい人
・健康の知識を身に着けたい人
・ダイエットしたい方
16時間断食
16時間断食とは1日24時間の内、16時間は何も食べず残りの8時間は自由に食事を取る方法です。
これだけ聞くと厳しそうだな。と感じる方も多いと思いますが、16時間断食は寝ている時間も含めて良いので睡眠時間が6時間であれば起きてから5時間、寝る前の5時間に食事を食べなければ行うことができます。
少しの我慢は必要になると思いますが、これくらいなら出来るかも？と感じた方も多いのではないでしょうか。
具体的には「朝6時に起きると昼の11時から夜の19時までは食事をしても良い。それ以外の時間は寝るまで一切食事をしない」といった形になります。
別に8時間はどの時間帯でも良いのでご自身で調整してもらって問題ありません。
また、16時間は食事をとってはいけませんが水分は摂取しても問題ありません。
16時間断食のメリット
1. オートファジーが働く
オートファジーとは細胞内の老廃物や有害物質などを分解し、して新しいものに作り変える仕組みのことです。（簡単にいうと古い細胞を新しい細胞に作り直す仕組み）
このオートファジーは空腹によって体が飢餓状態になることで活性化します。
身体が飢餓状態になる目安は身体に食材を入れなかった時間が16時間以上の場合です。
なので16時間断食はおススメされています。
さらにオートファジーの働きを強めるために18時間断食を推奨している方もいます。
2. ダイエット効果を期待できる
食べ物を長時間取らずにいると、体は臓器や筋肉に取りこんだエネルギーを消費し始め、最終的に中性脂肪をエネルギーに変えようとするので脂肪燃焼効果を期待できます。
また、単純に1日に8時間しか食事を出来ないので食事量が減り、体重も落ちていく可能性があります。
3. 腸内環境が整う
腸内環境が整うと便秘になりにくかったり、下痢になりにくくなります。
また、免疫力も上昇するため風邪を引きにくくなったり太りにくい身体を作ることができます。
腸内環境は健康に大きな影響をもたらすので整えておきましょう。
食べ物では、ヨーグルト、乳酸菌飲料、チーズ、納豆、キムチなどは腸内環境をよくすることで知られているので意識的に食べるとさらに良いと思います。
4. 誰でも行いやすい
16時間断食は自分で食べたい時間に8時間を合わせることができるので誰にでも行いやすく精神的にも苦痛が少ないです。
朝に食事をとりたい方は朝から夕方にかけて食事をすればよいですし、夜に食事をとりたい方は昼から夜にかけて食事を行えばよいです。
このように臨機応変に対応できます。
16時間断食のデメリット
1. 太る可能性がある
いくら8時間しか食事をしないといっても8時間の間にバク食いをしてしまえば全く意味はありません。
8時間はなんでも食べて良いんだと炭水化物や揚げ物ばかりを食べていると太るのでその点は理解しておきましょう。
2. 栄養不足になる可能性がある
1日に8時間しか食事をしないので1日に必要な栄養が足りずに栄養不足になってしまう可能性があります。
また、栄養素が減ってしまったために筋肉が落ちてしまい新陳代謝が下がってしまう可能性もあります。
16時間断食をしていると8時間は自分の好きなモノを食べたい気持ちは分かりますが、栄養素を意識した食事を行うことは重要なので意識しておきましょう。
3. 午前中に力が出ない・集中できない可能性がある
これは私も実際に経験しましたが毎日3食食べている生活から急に16時間断食をすると朝食を取らない場合が多くその場合は午前中に仕事に集中できなかったり、力が出ない可能性があります。
但し、私の場合は数週間すれば慣れてしまい、全く問題なくなったので16時間断食を初めた当初は午前中にデメリットがあるかもしれないと考えておきましょう。
4. 慣れるまではしんどい
これはどんなことにも言えますが結局は慣れるまではしんどいです。
もし1日3食を毎日続けていたのであれば慣れるまでは空腹感がしんどいと思います。
しかし、朝食を食べなくても全く平気な人がいるように数か月後には慣れるので自分の身体のために我慢しましょう。
飲み物のオススメ
16時間断食中は以下のような飲み物がオススメです。
・水
・炭酸水
・酵素ドリンク
まとめ
今回は16時間断食のメリット・デメリットについてお伝えしました。
16時間断食はオートファジー機能やダイエット効果、腸内環境の改善など様々なメリットがありました。
単純に現代人は1日3食と食べ過ぎています。
それを正す意味でも16時間断食を始めてみましょう。
