あなたはお金の正しい常識を持っていますか?
これに即答できなかった方は、将来お金に困ったり、老後破産をしてしまう可能性が高いです。
また、即答できた方も思い込みで間違えた知識を持っていると将来にお金で困ってしまうことになります。
そこで今回は、将来老後貧乏や貯金0になる予備軍の特徴をお伝えしていこうと思います。
老後貧乏、貯金ゼロ予備軍の特徴を知り、早めに対策して行くようにしましょう。
・お金に関してあまり考えたことがない人
・給与を全て使ってしまう人
・貯金がほとんどない人
老後貧乏や貯金ゼロになる予備軍の特徴
1. 家計管理ができていない
家計を適切に管理できていなければ2つの大きな問題が起きます。
1つ目は分かりやすいですが、貯金がたまらないことです。
定年を迎えても貯金ゼロになら老後貧乏は免れません。
2つ目が定年後も浪費生活を行ってしまう。
家計管理ができておらず定年まで来ていれば、そこから生活を変えていくのは難しく、定年後も同じような生活を送ってしまいます。
借金をしてでも同じ生活をしてしまう人もいるので、注意が必要です。
まずは節約の基本の固定費から節約を行なって行くようにしましょう。
2. お金の計画がない
いつお金をいくら貯めるかなどの計画を具体的に決めることができていないと貯金は溜まっていきにくくなります。
お金を貯めるには大きな目標があってこそ、今できる目標まで落とし込むことができ、継続もしやすいためです。
確かに「毎月2万円貯めるぞ!」と貯金して行くよりも「10年後に500万円貯めるぞ!」と大きな目標を持って毎月2万円を貯めるのでは、後者の方が継続しやすくなります。
しっかりといつ時点でいくら必要なのかを知り、お金の計画を立てるようにしましょう。
3. 大きな支出時期を理解できていない
人生には大きくお金が必要になる時期が何度かあります。
結婚する時や家を買う時、子供が高校から大学生の間、家をリフォームする時などです。
このように大きな出費がある時期を知らなければ、ローンを組んだり借金をしてこの出費を乗り越えることになってしまいます。
そうなると貯金どころかずっとマイナスの状態で生きて行くことになるので、今後の生活がずっと真っ暗になります。
(定年後にこの状態なら老後破産も十分にあり得ることです。)
しっかりと大きな支出がある時期を理解して、その時期に備えるようにしましょう。
4. 人を信じすぎる
人を信じすぎる場合も貯金は増えていきません。
「安心のために。」と保険の営業マンから言われた保険商品を買ってしまったり、「楽に稼げる」。と自称投資家に言われて投資商品を買ってしまったり、多くの面で損することになります。
こんなことにお金を使っていては、貯金がたまらないのは目に見えています。
お金に関することは、人を信じずにまずは疑う。
くらいの気持ちで今後はお金に関することを決めていきましょう。
5. リボ払いを使っている
リボ払いを借金だと理解せずに使ってしまっている方は多いですが、リボ払いは借金です。
それも利子が15%以上にもなるかなり良くない借金です。
100万円のものをリボ払いで購入すれば、支払総額は115万円になります。
同じものを買っているのにこんなに無駄にお金を支払っていれば、当然の如くお金は貯まりません。
リボ払いからさっさと抜け出して、現金や一括のカード決済、QR決済を利用するようにしましょう。
6. 投資とギャンブルの差をわかっていない
投資とギャンブルの差を分かっていないのも、貯金を貯めにくくなる要因の一つです。
最近では、ようやく日本でも投資が少しづつ根付いてきていますが、まだまだ投資とギャンブルを一緒のものと思っている方がいます。
これでは、周りの投資を行っている方と比べると貯金のペースは落ちてしまいます。
短期的に莫大な利益を上げようとするのはほとんどがギャンブルで、長期的に事業に出資してコツコツ資産を増やすのが投資です。
投資とギャンブルの差をしっかり理解して、資産の増加を目指しましょう。
7. お金のお得な制度を知らない
国や自治体のお得な制度を知らない方も損をしています。
現在であれば、iDeCoやNISA、ふるさと納税、各市町村の補助制度などお得な制度があり、税金をカットできたり、補助金をもらうことができる場合もあります。
そのため、制度を知らないだけで数十万円、数100万円の損になる場合もあります。
現在の日本は税金も上がり続け、物価高騰も止まる兆しが見えません。
そんな中で生活しているので、お得な制度は使えるだけ使ってもバチは当たりません。
しっかりとお得な制度を理解して最大限利用していきましょう。
まとめ
今回は、将来老後貧乏や貯金0になる予備軍の特徴をお伝えしました。
今回紹介した内容は節約家の皆様であればほとんど対策できていると思います。
逆に対策ができていなかった方は早めに対策を行っていくようにしましょう。