節約!夫婦二人暮らし(^^)うずうず

3年で300万円貯めた20代夫婦の節約に関する情報を発信していきます。

MENU

貯金よりも断然難しい!死ぬまでにお金を使い切るための資産コントロール方法

「死ぬまでにお金を使い切りたい。」と多くの方が感じていると思います。

確かに自分が一生懸命働いて稼いできたお金ですから、自分のために全て使いきってしまいたいと思うのは当然だと思います。

しかし、残念なことに資産を全て使い切って人生の幕を閉じるのはとてつもなく難しいことです。

なぜなら人間はいつ死んでしまうのかわからないためです。

死んでしまう時期がわかっていれば、それに合わせてお金を使い切ることは簡単です。

しかし、死んでしまう時期はわからないので「もし何かあったら。」を考えてしまい、結局お金を大量に残したまま人生を終えることになります。

そこで今回は、死ぬまでにお金を使い切るための資産のコントロール方法をお伝えしていこうと思います。

「死ぬ時に1番お金を持っている」というくらい人間はお金を蓄えがちです。

少しでも自分で稼いだお金を自身のために使えるように資産のコントロール方法を知り、有意義にお金を使うようにしましょう。

この記事はどんな人におススメ?

・お金をできる限り使い切りたい人

・損したくない方

お金を使い切るための資産のコントロール方法

1. 100歳時にお金を使い切るようにする

少しリスクはありますが、私はこのコントロール方法が1番良いと思っています。

以下の計算を行い、毎年その額の貯金額は使っていくようにしましょう。

(貯金 - 今後の総予想支出)/(100 - あなたの年齢)

具体的にあなたが70歳時点で老後の暮らしにかかるすべての費用を除いても、5000万円の余裕があるなら、年金とは別に毎年160万円強(毎月14万円弱)を使うようにすべきということです。

こうすることで「何かあったら。」でずっと蓄えているだけのお金を少しづつでも使うことができるようになります。

これにより死んだ際のお金を減らすことができます。

ただ、心配症の人はこのルールでも「100歳まで生きたらどうしよう」と考えてしまうかもしれません。

そのような場合は不安がどれほどの確率で当たるのかを知り、不安を和らげるようにしましょう。

雷が当たるかも知れないと不安でも、雷に当たる確率が0.00001122%と知れば不安は和らぎますし、飛行機が墜落する不安があっても、飛行機が墜落する確率が0.00048%と知れば飛行機に乗る不安は和らぎます。

このように不安の当たる確率が高いのか低いのかを理解することで不安を和らげて、今回紹介しているルールを行いやすくなります。

今回の例でいくと、日本人の平均寿命は2022年時点で男性は約81歳、女性で約87歳といわれています。

そして、100歳まで生きる確率は1.4%といわれています。

これにより、あなたが100歳まで生きる可能性は低いことがわかります。

このような事実をしっかりと理解することで不安を和らげて「100歳までにお金を使い切る」を実践するようにしましょう。

ちなみに、これでも不安が消えない場合は、「105歳までにお金を使い切る」に切り替えればほとんど不安はないのではないかと思います。

(100歳まで生きることも稀なのに更に5年分の余裕があるため、心配症の人でもある程度心が落ち着くと思います。また、105歳まで生きる確率は0.099%といわれています。)

ただ、その分早くに死んでしまえばその分お金を残すことにはなるので、自身の不安解消を摂るかお金を使い切る選択を摂るかはあなたの優先度の高い方を選んでください。

2. 明確な意思

明確な意思が必要と見ると、「感情論かよ。」と感じる方もいるかもしれません。

しかし明確な意思を持っていなければ、お金を使い切ることはかなり難しいです。

なぜなら、人間は不安から逃げたい生き物だからです。

営業マンに勧められるままに火災保険や生命保険、がん保険などの保険に多くの人が入っているのはなぜでしょうか?

老後に備えてお金を貯めておくのはなぜでしょうか?

すべて不安を和らげることができるからです。

このように人間は不安から逃げたい生き物なのです。

そのため、私たちが死ぬまでにお金を使おうと思うと、明確にお金を使うという意思がなければお金を使うことができません

(明確な意思がなければ不安から逃げる欲求に負けてしまい、お金を蓄える方向に流れてしまうためです。)

そのため、明確な意思を持ってお金を今よりも蓄えるのではなく、お金をどんどん使って人生の満足度を高めていくという意識が重要になります。

自身の感情をコントロールして死ぬ間際のお金を減らすようにしましょう。

まとめ

今回は、死ぬまでにお金を使い切るための資産のコントロール方法をお伝えしました。

残念ながら私たちの1番の理想系である「死ぬ直前に資産を使い切る」なんてことはまず不可能です。

ただ、死ぬ前に自分幸せのために資産を使い、死ぬ直前の資産を減らすことは可能です。

自分が人生を賭けて増やしてきたお金はできるだけ自分のために使ってあげて、年齢に合わせて貯金額を減らしていきましょう。