あなたは資産を増やしていく上でしっかりとルールを決めて、それを守って生活できていますか？
ルールがあるだけで、人はそれに従おうとしますし、そのルールを守る期間が長いほどそのルールを破りにくくなります。
そのため、ルールを決めていた方が資産を増やせる可能性を高めることができます。
そこで今回は、資産形成をしていく上でのルールについてお伝えしていこうと思います。
ルールを決めずに何となく資産が増えるのを待つだけでは、資産はなかなか増えていきません。
ルールをしっかりと設定し、それを守ることで資産をコツコツ増やしていきましょう。
・貯金/節約を始める方
・資産を増やしたい方
・資産形成のためのルールを決めていない方
資産形成をしていく上でのルール
1. 貯金は手取りの20%以上
手取りの20%以上を貯金に回すようにしましょう。
手取りの20%を貯金できていれば多くの場合、年間で50万円程度は貯金ができることになります。
（手取りが20万円で毎月4万円貯金ができ、年間で48万円貯まるため）
50万円も20回続ければ1000万円になります。
コツコツと貯金を積み重ねてしさんをおおきくしていきましょう。
ちなみにこの手取りの20%を貯金するのを新社会人から行っているといないでは貯金の難易度が全く違います。
新社会人から行っていると手取りの80%で暮らすことが普通になって生活できますが、もともと手取りを100%使っていた生活から80%にするのはなかなか難しいです。
元から貯金ありきの生活をしているほうがはるかに楽に貯金ができるので、まだ社会人になっていない方はこれを覚えておきましょう。
いざ社会人になった時に、給料をもらっても全額は使わないようにしましょう。
2. 生活防衛資金を貯めてそれ以降は全て投資
まず生活防衛資金とは、万が一に備えるための資金です。
そして、生活防衛資金は半年分の生活費が貯まれば良いとされています。（3ヶ月分で良いという意見もあります。）
そして生活防衛資金が貯まった後、この資金は本当に困った時以外に利用しないように心がけましょう。
生活防衛資金は困った際の資金としてだけでなく、あるだけで病気を避けられたり、周りとの関係が良くなったりと色々とメリットもあるので、早めに貯めることを意識しましょう。
そして、そんな生活防衛資金を貯め終えれば、そこからのお金はすべて投資に回すようにしましょう。
（もちろんしっかりと勉強した上で投資先は選択してください。）
投資にお金を回すと複利の力を利用できます。
この力が利用できれば数十年後には預けた資金が倍になることもあります。
このように投資を行い複利の力を味方につけられると大きな恩恵があります。
必要最低限のお金を貯めればそのあとは投資を検討しましょう。
（貯金だけをしていても何年経っても微々たる金額しか増えません。）
3. ボーナスの利用は2割まで
ボーナスを利用するのは2割までにしておきましょう。
ボーナスが10万円なら2万円まで、50万円なら10万円までにして、残りは貯金もしくは投資に使いましょう。
ボーナスは元々企業がたまたまくれているだけのもので、本来であれば支払う必要がないものです。
そのため、会社はいつでもボーナスをなくすことができます。
そんな不確実なものに頼っていたら、実際にボーナスがなくなった際にかなり困ることになってしまいます。
もし、ボーナスで生活費を補填なんてしていたら悲惨ですよね。（消費者金融に借金しないといけないかもしれません。）
4. 家賃は収入の25%以下
よく、家賃は収入の3割といいますが、正直これでは高すぎます。
家賃は収入の25%に抑えておきましょう。
家賃は確実に毎月支払う費用で契約後に節約することが絶対にできないものです。
そこに多くのお金をかけてしまうと自ずと貯金ができなかったり、家計が苦しい状態になる可能性が上がってしまいます。
そのため、家賃は収入の25%以下を守るようにしましょう。
5. 小さな借金もしない
借金はどんなに小さなものでもしてはいけません。
なせなら利子が発生するからです。
利子なんてものは実際は支払わなくても良いものです。
そんなものにお金を使っていると、当然お金はたまりません。
借金をしても結局苦しむのは自分なので、その場の欲に負けて借金に逃げないようにしましょう。
もし、現在借金をしてしまっているなら生活防衛資金も気にせずに全力で借金を返済することに力を注ぎましょう。
まとめ
今回は、資産形成をしていく上でのルールについてお伝えしました。
今回紹介した資産を増やしていくルールは本当に基礎中の基礎の部分です。
そのため、何をおいてもまずは今回紹介したことから始めていきましょう。
これらの基礎をしっかりと定着させてから更なるルールを追加して資産の増加を加速させていってください！
あなたが資産形成に成功することを祈っています！
