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【資産形成】生活防衛資金を貯めた後は何をすればよい?

資産形成を行う上で、まず行うべきは生活防衛資金を貯金することです。

これは多くの人がそう言っていますし、私もそうあるべきだと思っています。

しかし、その生活防衛資金を貯めた後に具体的に何をしていけば良いかをわかっていない人は多いと思います。

そこで今回は、生活防衛資金を貯めた後に行うべきことをお伝えしていこうと思います。

生活防衛意識が貯まったからと、そこで目的を達成した気になって良い習慣を捨ててしまうのは本当にもったいないです。

ここからが本当の意味での資産形成になるのでしっかりと生活防衛資金を貯めた後の行動を頭にいれておきましょう。

この記事はどんな人におススメ?

生活防衛資金を貯めた方

・ある程度貯金が貯まった方

・資産形成をしっかり考えている方

生活防衛資金とは?

まず簡単に生活防衛資金の説明です。

生活防衛資金とは、万が一に備えるための資金であり、額としては1ヶ月の支出×6ヶ月分といわれることが多いです。

なので、1ヶ月の支出が20万円なら120万円の生活防衛資金が必要になります。

これだけ貯金していれば万が一病気になったり、会社が倒産したり、仕事を辞めたりしても余裕を持って次の行動を起こすことができるためです。

生活防衛資金があるだけで精神的にも楽になることも多いので、貯めておいて損のないものになります。

生活防衛資金を貯めた後に行うべきこと

1. 貯金の継続

まず頭に入れておいて欲しいのは、生活防衛資金が溜まってもそのまま貯金は継続すべきことです。

生活防衛資金も貯まったし、「今後はパーっと使おう。」のようになっては勿体無いので、そうはならないようにしてください。

この継続する力は今後の資産形成を行う上での土台となってくる部分なので、しっかりと守るようにしておきましょう。

2. 積立投資を行う

積立投資とは毎月投資信託や株などの商品を一定額購入していくことをいいます。

これはドルコスト平均法ともいわれており、時間をかけることでリスクを減少させることができます。

(もちろん、選ぶ商品によってはリスクが減少しないものもあると思います。)

現在はNISA制度などもあるので、このNISA制度を利用して積立投資を行うのがおすすめです。(一般的に投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISAでは一定額まで利益が非課税となるため。)

さらに積立投資は複利の力を利用できます。

ここでいう複利の力とは、投資で得た利益を元本に上乗せして、運用を続けることでさらに利益が増えていくことです。

具体的に毎月5万円を20年間貯金、積立投資した場合でシミュレーションしてみると以下のようになります。

貯金の場合は1200万円が貯まることになります。

積立投資の場合は約1600万円(年利3%で計算)が貯まることになります。

20年間で400万円以上の差が出ることになります。

これが30年間だと、1000万円以上の差が出ることになります。

このように投資の期間が長ければ長いほど、複利の恩恵を受けられるので、できるだけ早めに積立投資は行ったほうがよいものになります。

(ただし、勉強せずに始めるのは絶対にやめておきましょう。)

また、ここまでの話を見ると「生活防衛資金も全部積立投資に回したほうがいいじゃん!」と感じる方もいると思いますが、これは控えてください。

投資は今後数十年間使わないお金で行うべきであって、今後使うべきお金で行うものではありません。

(今後使うお金で投資していると、その使う時に株価が下落していてもその株を売らなければならず損することにもなるためです。)

特に若ければ、結婚式やマイホーム、自動車などお金を使うことも多いです。

そのため、しっかりと生活防衛資金や貯金は残しつつ、投資を行うようにしましょう。

3. 自己投資を行う

生活防衛資金が溜まった後は、自己投資にしっかりとお金をかけるのも良いです。

資格を取得したり、副業したりすることでさらに収入アップを見込めるようになり、結果的に貯金や投資をしているだけよりも資産が増える場合もあります。

ただし、自己投資を行ってもそれが花咲かないことも普通にあるので、そのような点はしっかりと理解した上で自己投資は行いましょう。

まずは会社の資格手当などを確認して、収入の上がる資格を取得するのが良いと思います。

4. 資産の分散

生活防衛資金が溜まった後は資産の分散が重要になります。

日本円だけ持っていたら日本円の価値が落ちれば、資産価値も一気に落ちます。

このようにならないために先ほど話したような積立投資を行ったり、価値が落ちにくいといわれている金などを持っておくようにしましょう。

まとめ

今回は、生活防衛資金を貯めた後に行うべきことをお伝えしました。

生活防衛資金を貯めた後からが本当の資産形成の始まりです。

生活防衛資金を貯められたあなたなら、このまま努力を継続することもできると思います。

一緒に資産形成を行っていきましょう!