節約は何でもかんでも片っ端からやっていけば良いというものではありません。
節約の中にも明確に優先度は存在して、行うべき効果の大きい節約と効果の小さい節約があります。
そして効果の小さい節約を行っていると、時間を失うだけで、大した効果も得られないので節約自体を断念してしまう可能性が上がってしまいます。
そこで今回はそんなコスパの悪い節約術をお伝えしていこうと思います。
時間は唯一万人に与えられる平等なもので、とても大事なものです。
節約にはそんな時間を必要とすることも多いので、大事な時間を使うのであれば効果の薄い節約ではなく、効果の大きい節約を行うようにしましょう。
そして大事なのはコスパの悪い節約を如何に行わないかなので、しっかりとコスパの悪い節約術を頭に入れるようにしましょう。
・節約を始める人
・節約に断念したことがある人
・節約を継続したい人
コスパの悪い節約術
1. コンセントの抜き差し
多くの方が理解していると思いますが、やはりコンセントの抜き差しをこまめに行うのはかなりコスパの悪い節約です。
年に数回しか使わないものなどであれば良いと思いますが、毎日使うものにこんなことをしていれば確実にストレスはたまってきます。
このように大きくストレスを溜める代わりに、得られるものは少額のお金(数十円や数百円)程度です。
また、これをストレスなく行えるとしても、周りへの教養は絶対にしてはいけません。
あなたが大丈夫でも大半の人はこの行為にストレスを感じます。
結果付き合っていたのに破局したり、離婚の原因にもなるのでこのような過度な節約は注意が必要です。
ストレスの大きさと明らかに釣り合っていない節約になるので、この節約はやめておきましょう。
2. お風呂を溜めない
お風呂に浸かりたいのに、「お風呂を溜めるのは光熱費がかかるから。」とお風呂を溜めない節約もコスパが悪いです。
なぜなら、お風呂に浸かることは人間に多くのメリットをもたらしてくれるためです。
具体的には血行が良くなることで疲れがとれたり、自律神経などにも良い効果が期待できます。
このようなメリットがあるにも関わらず、たかが20円程度の節約のために、そのメリットを捨てるのはとてももったいないです。
(シャワーを10分間浴びたとすると30円程度必要になり、平均的な量のお風呂を溜めると50円程度必要になります。)
このような健康に悪影響になり得る節約は、できる限りやめておきましょう。
3. 安いものばかり買う
これは良いように感じますが、コスパが悪い節約です。
例えば家電を購入する際に安い家電を購入しても、結局すぐに壊れて何度も買い替えていれば、高価なものを買っていた場合よりもお金を払っている可能性があります。
また、食材を購入する場合でも安い古くなったものなどばかり買っていれば、栄養がその分取れず積もり積もって将来大きな害(健康被害)を及ぼす可能性があります。
そして健康被害に陥いると、病院に通い続けることになり、安い食材を買って節約していた時の比ではないほどお金が手元から出ていくことになります。
このように安いものばかり買っていると、かえって無駄遣いをしていることになってしまう可能性があるのです。
良いものを安く購入するのは買い物上手ですが、悪い品質のものを安い値段で買うのは買い物上手ではなく、ただの妥当な買い物です。
そんなことにならないように、モノが安くなっていても本当にこれを買ってあなたが得をするのか、しっかりと考えてから購入するようにしましょう。
4. エアコンの節約
エアコンの節約ほどコスパの悪い節約はないと私は思っています。
なぜなら、エアコンはケチると最悪自身の人生を終わらせてしまうこともあるためです。
主に夏の暑い時期ですが、「エアコンを利用せずに熱中症になってしまい、そのまま起きない。」という事例をあなたも聞いたことがあると思います。
このようにエアコンの節約はあなたの命を奪うかもしれないのです。
また、エアコンの節約はこれ以外にも「暑い」「寒い」と感じることで集中力が持続せず、仕事の効率が下がるなどのデメリットもあります。
5. なんでも手作り
なんでも手作りの方が節約になると勘違いしている人がたまにいますが、これもコスパの悪い節約です。
やっぱりプロに頼んだ方が、効率が格段に上がり、品質が格段に高いものを得られるものもあります。
具体的には家具を作ろうと思うと素人では時間も労力も多大に消費してしまい、その結果できたものは品質が悪いもの。となってしまう可能性が高まります。
このようなものは素直にプロに頼んで高品質なものを作ってもらった方がコスパがよいので、自身では難しいと感じるものは素直にプロに頼むようにしましょう。
まとめ
今回はコスパの悪い節約術をお伝えしました。
コスパの悪い節約を行っていてもあなたはお金を貯められません。
それどころか今の状態から将来悪化してしまう可能性すらあります。