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雪だるま式に増えていく複利の力を理解する!知らないと損する複利と単利

複利と単利という言葉をあなたは理解していますか?

「聞いたことはあるけどしっかりとは理解していないな。」という方も多いと思います。

そこで、今回は単利と複利に関してお伝えしていこうと思います。

複利は資産形成や借金など多くの部分で利用されており、今後の人生を変えてしまう可能性を大いに持っている概念です。

しっかりと福利に関して理解しておくようにしましょう。

この記事はどんな人におススメ?

複利に関して理解できていない方

・資産形成を考えている方

・借金を考えている方

複利と単利

まずは複利と単利に関して説明していきます。

単利

単利とは元金に対してのみつけられる利息がつけられます。

単利は以下のように計算できます。

単利の計算方法

利息 = 元本 × 金利

金利は1年間元本を預けた際の利率が多いです。

仮に金利を1%とすると、100万円預けている場合は1年後に1万円を受け取ることができます。

2年後にも1万円がもらえ、2万円を受け取ることができます。

複利

複利とは元金に加えて利息に対しても利息がさらにつけられます。

複利は以下のように計算できます。

複利の計算方法

元本 × (1 + 金利) ^ 期間

金利は1年間元本を預けた際の利率が多いです。

上記だけを見ても理解しずらいので例を紹介していきます。

仮に金利を1%とすると、100万円預けている場合は1年後に1万円を受け取ることができます。

ここまでは単利の場合と同じですが2年後からは違います。

2年後には1万100円がもらえ、合計で2万100円を受け取ることができるのです。

複利と単利のシミュレーション

ここまでで単利と福利に関して理解できたと思いますがまだ効果に関しては理解できていないと思うのでシミュレーションで単利と福利の差を見ていきましょう。

100万円を預け、金利が年間で1%の場合は以下のように差が生まれます。

年数 単利 複利 差額
1 1,010,000 1,010,000 0
2 1,020,000 1,020,100 100
3 1,030,000 1,030,301 301
4 1,040,000 1,040,604 604
5 1,050,000 1,051,010 1,010
6 1,060,000 1,061,520 1,520
7 1,070,000 1,072,135 2,135
8 1,080,000 1,082,857 2,857
9 1,090,000 1,093,685 3,685
10 1,100,000 1,104,622 4,622
11 1,110,000 1,115,668 5,668
12 1,120,000 1,126,825 6,825
13 1,130,000 1,138,093 8,093
14 1,140,000 1,149,474 9,474
15 1,150,000 1,160,969 10,969
16 1,160,000 1,172,579 12,579
17 1,170,000 1,184,304 14,304
18 1,180,000 1,196,147 16,147
19 1,190,000 1,208,109 18,109
20 1,200,000 1,220,190 20,190

20年後には、2万円の差ができていることが分かります。

これは金利が1%の場合なのでこのくらいですが金利が上がると雪だるま式に増えていきます。

次に100万円を預け、金利が年間で5%の場合を見ていきましょう。

年数 単利 複利 差額
1 1,050,000 1,050,000 0
2 1,100,000 1,102,500 2,500
3 1,150,000 1,157,625 7,625 
4 1,200,000 1,215,506 15,506
5 1,250,000  1,276,282 26,282
6 1,300,000  1,340,096 40,096 
7 1,350,000  1,407,100 57,100
8 1,400,000  1,477,455 77,455
9 1,450,000  1,551,328 101,328
10 1,500,000  1,628,895 128,895
11 1,550,000  1,710,339 160,339
12 1,600,000  1,795,856 195,856
13 1,650,000  1,885,649 235,649
14 1,700,000  1,979,932 279,932
15 1,750,000  2,078,928 328,928
16 1,800,000  2,182,875 382,875
17 1,850,000  2,292,018 442,018
18 1,900,000  2,406,619 506,619
19 1,950,000  2,526,950 576,950
20 2,000,000  2,653,298 653,298

20年後には、65万円の差ができていることが分かります。

このように金利が上がるごとに反比例的に利息金額が上がっていきます。

元金が大きかったり、金利がもう少し高い場合はさらに大きな差が出ます。

複利の利用例

上記のシミュレーションでどれだけ複利がすごいモノかを理解できたと思います。

そしてこの複利の効果は多く利用されていますが一番理解しやすいのは借金です。

金利の借金だと金利5%が以上でお金を借りることが多いですがそんな金利でお金を借りてしまうとどれだけ損をするかは一目瞭然だと思います。

お金を借りる際は複利には特に注意しましょう。

しかし、借金のようにお金が減るだけでなく資産形成の一端で投資信託などを複利で運用できれば多くの資産を貯めることができます。

お金を預ける場合はできるだけ複利で運用するようにしましょう。

まとめ

今回は単利と複利に関してお伝えしました。

複利と単利の差がどれだけ大きいモノかを理解できたと思います。

そんな複利は時間が長ければ長いほど効果を発揮します。

複利の効果を使用したい場合は早めに利用することをオススメします。

最後に、複利相対性理論で有名なアインシュタインが「複利は人類最大の発明」というほどの概念です。

複利の力を上手に利用して人生を豊かにしていきましょう!