投資して損する前に知っておけ!新NISAの危険性と対策!
2024年より始まった超有能制度「新NISA」ですが、あなたはこの制度を利用できていますか?
この制度は適切に利用できれば、大きくあなたの資産を伸ばしてくれる超有能な制度です。
しかし、この新NISAには多くの危険も存在しています。
この危険を知らずに新NISAを始めると、何年後、もしくは何十年後に大きく損をしてしまう可能性を含んでいます。
そこで今回は新NISAの危険性をお伝えしていきます。
新NISAを始める前に、新NISAの危険性に関して理解しておきましょう。
せっかくの素晴らしい制度を適切に上手に扱っていきましょう。
・新NISAに興味がある方は
・新NISAを始める予定の方
・新NISAをすでに始めている方
新NISAの危険性
1. SNSの煽り
現代はSNS時代と言ってもいいほどにSNSの重要性が高まり、多くの方がSNSを利用しています。
そんなSNSでは日々多くの新NISAや投資に対する投稿がされています。
そこでは、プラスの話もマイナスの話も数多くありますが、圧倒的に目に入ってきやすいのは「NISAでいくら儲かった。」「投資に成功した。」「貯金しててもお金は増えない。今すぐ投資を行うべき。」など投資欲を上げるものが多いと思います。
そして、そんなSNSの投稿に惑わされて「自分も早く投資をしないといけない。」「早く投資をしないと損をしてしまう。」と感じ、投資を始めてしまうのはとても危険なことです。
投資欲を助長させる多くの投稿には、前提が記載されていません。
一例で言うと、投資は余剰資金で行うべきということです。
投資はリターンを求めているため、もちろんマイナスになってしまうこともあります。
そのため、投資に回すお金は今後数十年間動かさないお金である必要があります。
5年後に使うお金を投資に回して、5年後に大暴落が来たら目も当てられません。
このように、SNS投稿には投資を行うための前提が書かれていない場合が多いです。
なので、むやみにSNSの投稿を信じて、新NISAを始めてしまうのはやめておきましょう。
投資を行う上で必要なことを理解した上で投資は行うようにしましょう。
2. ポジティブトーク
新NISAで調べてみると、多くのポジティブな情報で溢れています。
しかし、このポジティブトークにも流されてはいけません。
具体的には「年利5%で投資を継続できると、30年後には1000万円になっている。」「インデックスファンドを買っておけばお金は増えていく。」のような情報です。
このような情報を鵜呑みにしていると、損をする可能性は大きくなります。
投資はプラスの時期もあればマイナスの時期もあります。
しかしこの情報を知らなければ、30年も待てずにマイナスになった時点で売ってしまう人も多いです。
また、インデックスファンドも今後ずっと勝ち続けることができると言う保証はありません。
このような理由からポジティブな情報も鵜呑みにはしないほうが良いです。
今までの事実を元に自身で考えて新NISAを始めなければ、失敗の可能性を大きくしてしまうので、ポジティブな情報も自身で精査するようにしましょう。
3. 損する商品もある
国が推奨している新NISAだからどんな商品を買っても大丈夫と考えてしまっている方も少なからずいると思います。
しかし、これは大きな勘違いです。
新NISAの成長投資枠はほとんどの投資商品を購入することが可能です。
そのため、手数料が普通よりも高かったり、商品を売る側が儲かるだけの商品もその中に混ざっている可能性があります。
このような商品を買ってしまうと、せっかくの新NISAの制度が意味のないものになってしまいます。
購入側に得が少なくても、平気で「非課税なのでお得です。」のように言ってくる営業マンもいると思います。
損をする、得が少ない商品を買ってしまわないように注意しましょう。
具体的にはアクティブファンドや手数料が大きい商品等は控えておきましょう。
4. 情報を知らないとカモになる
例えば、投資は長期投資が基本です。
しかし、新NISAには投資商品を売却しても、次の年にその投資枠が復活すると言う制度があります。
この制度を上手に使って売る側は顧客に買わせた商品を早めに売らせて、さらに売る側が得する商品を勧めることが行いやすくなります。
確かに「商品を売っても投資枠は翌年で復活するので、大丈夫ですよ。」といわれればなんとなく「大丈夫か。」と思ってしまう場合もあると思います。
このように情報を知らなければ、どんどん自分が損をしていくことになりかねません。
投資は長期投資が基本な点や年利は何%が妥当なのかなどしっかりと勉強しておきましょう。
まとめ
今回は新NISAの危険性をお伝えしました。
新NISAは適切に利用できれば私たちに大きなメリットをもたらしてくれます。
しかし、その反面何も知らずに利用しているとそのメリットを活かせないどころか誰かに騙されてお金を失ってしまうかもしれません。
そうならないためにも今回紹介した危険性を頭に入れて対策をしっかりと行っていきましょう。