【損するぞ！】素人・初心者が不動産投資を行ってはいけない理由

不動産投資はいまだに人気の投資の一つです。

しかし、不動産投資には多くのリスクが付きまといます。

そしてそのリスクは株式投資などよりも高い場合が多く、あなたを不幸に陥れる可能性が上がります。

そこで今回は素人が不動産投資を行ってはいけない理由をお伝えしていこうと思います。

不動産投資は何もしなくてもお金が定期的に入ってくることがメリットとして取り上げられて、そればかりに目が行きがちです。

しっかりとそんな不動産投資のマイナス部分を頭に入れて、お金の失敗をしない様にしましょう。

この記事はどんな人におススメ？

・不動産投資を検討している方

・不動産投資初心者の方

素人や初心者が不動産投資を行っては行けない理由

冒頭でも話したように不動産投資には様々なリスクがあります。

1. 災害リスク

まず災害リスクで火災や地震などが起きてしまった場合です。

ローンなどで購入していたマンションやアパートなどの資産を全て一気に無くしてしまう可能性があります。

また、日本は地震大国と言われるほど自身が多い国です。

そんな国で賃貸を持つことは、不動産投資のリスクをさらに跳ね上げています。

不動産投資の上級者以外は不動産投資は控えておきましょう。

もし不動産投資を行う際は、必ず火災保険や地震保険には入っておき、損害を補填できるようにしておきましょう。

2. 空室リスク

どんな物件でも起こるのが空室のリスクです。

一等地の駅近などであれば空室は少ないかもしれませんが、そうでなければほとんどの賃貸所有者は頭を悩ませている問題だと思います。

営業マンに唆されて毎月いくら入ると期待していたら「意外とお金が入ってこない。なぜだろうと確認してみると空室が目立つ。」のようになってしまう可能性は高いと思うので注意しましょう。

また、日本は人口が減少している国です。

そんな国で賃貸を持つことの意味をしっかりと考えましょう。

もし、不動産投資を行う場合は人口が減りにくい駅近のマンションなどにしておきましょう。

（そんな一等地が残っている可能性は0に近いと思いますが...）

3. 家賃の変動リスク

家賃は新築の時が一番高くそこから年月が経つにつれて、下がっていくのが普通です。

そのため購入直後の定期収入で営業マンに話されても、それを鵜呑みにしては行けません。

また、先ほど話したように満室になることは稀だと思うので、何割かは空室の状態だと考えておきましょう。

不動産投資をするなら今同じ地域で10年前に建った建物がどれくらいの家賃なのかを確認して、1部屋の家賃はそれくらいと考えておきましょう。

また、2割程度は常に空きが出て8割程度の収入と考えておきましょう。（これでも楽観的かもしれません。）

4. 家賃の滞納リスク

お金が足りずに家賃を滞納する人も当然います。

そんな人に賃貸を貸してもあなたが損をするだけです。

なので不動産投資する際は、しっかりと管理会社を見極めて滞納しそうな入居希望者は早めに落としてもらいましょう。

5. 修繕リスク

家は消費物なので時間が経てば修繕の必要性が出てきます。

ボロボロの家には誰も住んでくれず、家賃も落ちていく可能性があります。

不動産投資をする場合は、修繕費を計画的に貯めておき、必要に応じてメンテナンスするようにしましょう。

6. ローンを組む必要がある

不動産投資をする際はマンションやアパートを購入することになりますが、一括で購入できる方は稀で多くはローンを組んで購入することになると思います。

そんなローンを組んでいる場合は、金利が上昇すればその分支払額が増えてしまいますし、もし不動産投資に失敗した場合はローンだけが残ることになってしまいます。

ここが株式投資（投資信託）との大きな違いで、投資信託は失敗しても元本が消えるだけですが、不動産投資は失敗すれば借金が残る可能性があります。

それに合わせて先ほど説明したように、災害などでも突然資産が消えてローンだけが残る可能性もあるのでローンを組んでの不動産投資は控えておいた方が良いと思います。

ワンルーム不動産投資は最悪

ここまでの話で不動産投資がどれだけリスクがあるのかわかったと思います。

そして、そんな不動産投資の中でも最悪と言われているのがワンルーム不動産投資です。

ワンルーム不動産投資は、マンションの一室のみを購入して、その部屋を貸し出すことで収入を得る方法です。

しかしワンルーム不動産投資は先ほどまでに伝えたリスクに加えて、収益性が低いと言われています。

何も問題がない場合は収支も黒字かもしれませんが、少しでも問題が起きればたちまち赤字になってしまう可能性があります。

営業マンの「好立地で長期的な需要がありますよ。」などの甘い言葉を鵜呑みにしてしまわないようにしましょう。

好立地で需要があっても、収支が悪ければそれは良くない投資になります。

ワンルーム不動産投資の注意点をしっかりと理解して、営業マンの誘いに乗ってしまわないようにしましょう。

まとめ

今回は素人が不動産投資を行ってはいけない理由をお伝えしました。

不動産投資には様々なリスクがあり、最悪の場合借金だけが残ります。（投資信託の場合は元本がなくなるだけで済む。）

株式投資よりも考えることが少なく、不動産投資が良いと考えてしまう方もいると思います。が、投資を行うなら株式投資にしておいたほうがよいと私は思います。