無理せず節約!変動費の管理方法を紹介!二人暮らしの知恵
支出には固定費と変動費がありますが、節約するには固定費をまず減らすのが鉄則です。
そして、固定費を減らせると次は変動費の節約をしていくことになりますが
この変動費を節約するのが中々難しいという方も多いと思います。
固定費は契約を見直すなどすれば後はほっておいても節約できますが変動費はそうはいきません。
気の持ちようによりかなり変わってきます。
そこで、今回は、そんな変動費を減らせる節約術(管理方法)をお伝えしていこうと思います。
まず結論をいうと「変動費を専用財布に分けて使う」です。
変動費の財布を分けることで使えるお金を把握し、節約に繋げることができます。
変動費
変動費は食費や交際費、医療費などの毎月支払う金額が変動する費用のことです。
変動費は気持ちの持ちようにより大きく変化し固定費よりも金額の増減が激しい金額になります。
逆に言えばしっかり変動費を管理できれば節約もしやすいものになります。
では、さっそく変動費の節約方法を紹介していきます。
変動費を専用財布に分けて使う
具体的には、以下のような優先順位で変動費の専用財布を作っていきます。
優先順位 | 区分 |
---|---|
1 | 食費 |
2 | 日用品 |
3 | 衣料品 |
4 | 趣味 |
今日から節約を始めていくという方や過去に節約に失敗したことがある方などは、まずは優先順位の一番高い食費専用財布のみを作ってください。
いきなりすべてを節約しようとしても考えることも多くなり疲れてしまい、せっかく節約するぞ!という気持ちがなくなってしまう場合があるためです。
また、食品だけでもしっかりと管理できてしまえば管理方法は同じなので、食費以外の日用品・衣料費・娯楽費も比較的楽に管理することができます。
なので、まずは食費をしっかりと管理していきましょう。
管理(節約)方法
では、さっそく管理(節約)方法をお伝えしていきます。
1. 一か月の食費の計算
まずは専用財布を作り1カ月間いつも通りに生活をしてください。
その際に食費のレシートは必ずその財布に残しておいてください。
一ヶ月後、貯まったレシートを確認し、合計を計算します。(無駄な出費などがあるか確認できればしておいた方が良いです。)
2. 一週間ごとの食費を専用財布に分ける
次に先ほど出した食費の合計額を1週間ごとに分けていきます。
月の食費の合計額の1/5を1週間ごとに使用できる食費として専用財布に入れ、この財布から食費を出すようにしましょう。
月に5万円の食費を使っている場合は1週間ごとに1万円使えることになります。
1月を4週間とすると残り1/5のお金が余りますが、このお金はまとめ買いをするもの用として取っておきましょう。
但し会社での飲み会などの突発的な費用はどこかで発生すると思います。
なのでこれを想定して予備のお金を食費財布に入れておきましょう。
但しこの予備のお金を使用してしまった場合は、次の月の食費はその金額分をマイナスした額で生活してください。
注意点として節約に慣れるまではこの専用財布以外から食費を出すのはNGです。(飲み会代なども含む)
具体的にはクレジットカードなどの決済サービスは使わないでください。
食費にいくら使ったかわかりにくくなり食費の管理が行いにくい状態になります。
最悪せっかく始めた節約が面倒になりやめてしまうことにもなりかねません。
3. 食費専用財布に慣れてきたら
食費を専用財布から出すことになれてきたら本格的な節約に入りましょう。
具体的には食費の2割の減少を目標にしましょう。
現在の1週間の食費が1万円であれば8000円で生活できるように意識してみましょう。
もちろん元から食費をセーブしている場合は2割の節約は難しいので、自分のできる範囲で問題ありません。(そこまでできている方であればこの記事を読んでいない気もしますが...)
もし目標に達してもまだ余裕がある場合は少しずつ目標を下げていきましょう。
4. 他の項目も同じように
ここまでの流れを実践できると食費の節約はもうできていると思います。
そして食費の節約ができてしまうと、他の変動費である日用費・衣料費・娯楽費なども同じように専用財布で管理すれば節約できます。
変動費節約してはいけない項目
変動費の節約の中で「医療費」だけは節約しないでください。
もし身体の調子を崩すと節約した分以上のお金を払うことになります。
健康であることはそれだけで節約になることを忘れないようにしましょう。
健康のメリットは他にも多くあり、以下で詳しくお伝えしているので気になる方は見てみましょう。
couple-money-savings.hatenablog.com
まとめ
今回は変動費の管理方法をお伝えしました。
変動費は固定費よりも大きく金額が変化しやすいので管理できれば大きな節約になります。
今回の専用財布によるお金の管理・節約は1つの区分だけでなく、すべての区分(食費、日用費、娯楽費など)で使えるのは大きなメリットです。
専用財布を利用した変動費の管理であなたも節約していきましょう!