カモになるな！知っておくべきお金を使わされる心理テクニック2
以前、気が付くとお金がなくなるという方に向けて知っておくべきお金を使わされる心理テクニックを紹介しました。
couple-money-savings.hatenablog.com
但し、以前紹介した心理テクニック以外にも多くの心理テクニックが存在し、使われています。
今回は以前紹介したもの以外に多く使われている心理テクニックをお伝えしていこうと思います。
この記事はどんな人におススメ？
・気が付くとお金が無くなっている方
・節約生活をしている・する予定の方
・自分がカモにならないようにしたい方
カリギュラ効果
何かを禁止されるとやってしまいたくなったという経験をしたことはありませんか？
このように禁止されていると逆にやってしまいたくなる効果を「カリギュラ効果」と言います。
一番有名な例でいうと「弦の恩返し」です。
そしてこのカリギュラ効果を使っている商売も存在します。
簡単な例でいうとyoutubeの広告で「○○な方以外は買わないでください」のような広告が流れてきたことがあると思います。
これもカリギュラ効果を使用しており「○○を購入しましょう」といわれるよりも印象にも残りやすく購入されやすくなります。
また、カリギュラ効果は禁止するだけでなく制限することでも、効果を発揮するともいわれています。
なので「数量限定」や「期間限定商品」などと宣伝している店がありますが、これもカリギュラ効果を利用しています。
自分の知らず知らずのところでカリギュラ効果は多く利用されています。
しっかりと理解しておきましょう。
返報性の原理
人から何かをもらった場合に相手に対してお返しをしなくてはいけないと思う心理が「返報性の原理」です。
この返報性の原理の大きな例としては初めは無料で提供を行うことです。
スーパーなどの試食コーナーで無料で試食をさせてもらうと少しは購入した方が良いかな。と感じると思います。
また、この返報性の原理は親しい人でも効果を発揮します。
具体的に言うと自分の子供が試食品コーナーで試食をしていても少しは購入した方が良いかな。と同じように感じるのです。
よく試食品コーナーの人が子供に向けて試食品を渡すのはこのような理由もあります。
試食品コーナー以外にも試供品など無料なモノには多くこの効果が使われていることを理解しておきましょう。
ディドロ効果
日常生活を送る中で自分にとって理想的な商品が新しく手に入った時に、その商品と統一感のある商品や関連商品などを揃えたくなるような心理を「ディドロ効果」といいます。
スマホゲームのガチャはどんどん新しいキャラが出てきますが、そのキャラをすべて揃えたい心理が働きどんどんと課金してしまう。ということになります。
また、家電などでもこの効果はありiphoneを持っているとアップルウォッチを欲しくなるなど、Apple製品でそろえたくなるという方も多いのではないでしょうか。
ザイオンス効果
何度も繰り返し人や物に接することで、好感度や評価が高まっていくという心理を「ザイオンス効果」といいます。
このような広告やCMはうっとしいと感じると思いますが、買い物に行った際にはこのよう広告やCMで見たことのある会社の商品を買いたくなることが多いと思います。
CMや広告で見たからといってなんとなく良いものと考えず、しっかりと考えて商品は購入するようにしましょう。
アンカリング効果
始めに提示された数字や条件が基準となり、その後の判断を無意識に左右する心理を「アンカリング効果」といいます。
例えば、価格が7000円の商品を10000円と表記しておき30%Offとしておくと、値段は同じですが30%Offと書かれていた方がお得に感じ購入する可能性が高まります。
但し、値引き前の値段を引き上げるのは問題になる場合があるので、このような極端なことは少ないでしょう。
スノップ効果
多く人が所有している物は魅力的に感じず、逆に少数の人しか所有していない物は魅力的に感じ、需要が増すことを「スノップ効果」といいます。
スノップ効果の例としては「数量限定商品」です。
限られた個数しかないので購入したくなります。
バンドワゴン効果
多くの人が支持しているものに対して、より多くの支持が集まることを「バンドワゴン効果」といいます。
これは先ほど話したスノップ効果と逆に話されることが多いです。
バンドワゴン効果の例としては「〇〇でNo.1」などのっキャッチフレーズです。
全米でNo1映画などと記載されていると見てみようかなと思ったことがある方もいると思います。
心理テクニックの組み合わせ
今回紹介した心理テクニックに「スノップ効果」と「バンドワゴン効果」がありましたが、これらは組み合わせて使われることがあります。
スノップ効果の「数量限定」とバンドワゴン効果の「〇〇でNo.1」を組み合わせて「2020年に人気No.1商品が数量限定で100個発売決定」のようにすると、個々のテクニックよりもさらに効果が上がる可能性があります。
このように心理テクニックを組み合わせて強烈に購買意識を掻き立てられることがあります。
まとめ
今回も知っておくべきお金を使わされる心理テクニックをお伝えしました。
心理テクニックは調べれば調べるほど多くあります。
この記事以外にも自分が無意識にかかっている心理テクニックはまだまだあると思います。
今後も節約生活で知っておくべき心理テクニックを紹介していきます。
