【若いうちから資産を貯めろ】節約・貯金をしなくても良いという言葉を徹底反論
「若いうちはお金を使え。」という人は多く、お金を使う方が楽で欲も満たせるため、この言葉を信じたいという人も多いと思います。
しかし、残念ながらこの言葉を信じてお金を使っていると資産はたまらず、後々後悔する可能性が高くなってしまいます。
そこで今回は、節約・貯金をしなくても良いという人の言葉に対して徹底反論していこうと思います。
自分のためにお金を一切使うな。とは言いませんが、しっかりと限度を把握して単なる無駄遣いはしないようにしましょう。
・お金を自分のために全て使っている方
・若いうちはお金を使った方が良いと思っている方
節約・貯金をしなくても良いという人の言葉に対して徹底反論
1. 自己投資しているからお金がない
よく貯金がない人に言われるのが、この言葉です。
確かに若いうちに自己投資をして価値観を広げたり、自身のスキルを上げていくことは重要なことです。
しかし、自己投資を貯金が貯まらない原因にしてしまってはいけません。
自己投資と言ってもお金がかかるものはそんなに多くありません。
資格の取得だってネットに大量に情報は転がっていますし、本を買ったとしても数万円でできるものがほとんどです。
また、健康を維持するための運動もお金をかけずとも簡単にできます。(ランニングや筋トレなど)
ただこのように話すと、「価値観を広げるための旅行などはお金がかかるぞ。」と感じる方もいると思います。
これに関しては確かにお金はかかりますが、これは自己投資ではなく、単純に娯楽なのでまず旅行が自己投資という認識を改めてください。
あくまで私たちサラリーマンにとっての自己投資とは収入を上げたり、健康を維持するためのものなので、単なる娯楽を自己投資と間違えないようにしましょう。
(経済的に回収ができない自己投資は自己投資ではないと考えておきましょう。)
旅行を自己投資といえるのはお金持ちだけだと個人的には思います。
(経営者などの場合はゴルフ旅行などが仕事につながることもあるため)
2. お金は後からでもついてくる
貯金がない人に貯金しなくて大丈夫かと聞くと「お金は後からでも付いてくるから大丈夫。」のように返ってくることもあります。
これに関しては単純に何の根拠があってその話をしているのか?ということになります。
今は健康で普通に収入を得ていても、突発的な事故で身体障害を負って仕事ができなくなったり、うつ病を発症して仕事ができなくなったり、会社が倒産してしまう可能性も十分にあります。
このようにリスクを全て綺麗さっぱり忘れて「お金は後からついてくるから。」と考えるのはあまりに短絡的な考えではないでしょうか。
また、あなたがサラリーマンである以上、年収が数千万円になったり、数億円になることはほぼありません。
そのため、若いうちから堅実に貯金をしていた方が良いと思います。
さらに、もしその若いうちに貯金する金額を投資に回すことができれば複利の力を利用することができ資産を爆発的に伸ばすことも可能になります。
具体的に30歳時点で1000万円を投資に回しており、それを4%の投資信託に入れていると20年後には約2200万円、30年後には約3300万円になっていることになります。
このように若いうちにお金を貯めることで時間という武器を使うことができるようにもなります。
このような理由から「お金が後からついてくる。」というのは間違いだと私は考えています。
3. 若いうちにしかできない経験があるから
若いうちにしかできない経験があるから貯金ができていなくても仕方ないという方も多いです。
しかし、これも間違えた考え方です。
確かに若いうちにしか経験できないことはあると思います。
しかしそれはそんなに多いでしょうか?
何十個も何百個も思い浮かぶなら、確かにお金は貯まらないと思いますが、数個程度ならお金が貯まらない理由にはなりません。
また、個人的に若いうちに絶対にしておくべきことは、自身のスキルアップや金融知識を身につけることくらいだと思っています。
本当に若いうちにしか経験できないことなのか?を自問自答するようにしましょう。
4. 若いうちから資産を貯めろ
先ほどまで若いうちにお金を散財するという言葉に反論してきました。
そして、私たちは若いうちからお金を貯めておく、もっと言えば投資しておくべきということがわかったと思います。
ただ、全ての娯楽や浪費を取り除く必要はなく、限度を決めて自身の好きなことや楽しいことを行うのは良いと思います。
あくまで、若いうちはお金を全て使い切ることがよくないという話なので、勘違いして我慢だけの生活になってしまわないようにしてください。
まとめ
今回は、節約・貯金をしなくても良いという人の言葉に対して徹底反論しました。
「多くの人がお金を使っても良い理由を自ら作っているのかな。」と感じる部分もあるので、自身の欲に勝って無駄な出費をしないように意識を高めていきましょう。
若いうちからコツコツと資産を増やしていきましょう!