【何もしていなくても貯金が減る】資産が激減するリスクと対策
コツコツと貯金をして資産を増やしている人はとても偉いと思います。
しかし、残念なことにその資産が一気に吹っ飛んでしまうリスクは常にあり、あなたはそれを理解できていますか?
このリスクを知らずに対策ができていないと、今までの資産が一気に激減し、今までの努力が水の泡となってしまう可能性があります。
そこで今回は、資産が激減するリスクと対策をお伝えしていこうと思います。
資産が激減してしまうリスクは意外にも多く存在するので、しっかりとそのリスクを知り、対策まで取っておくようにしましょう。
・資産が増え始めた方
・資産を多く蓄えた方
・資産激減のリスクや対策を知りたい方
資産が激減するリスク
1. 銀行倒産
日本人の多くが資産を貯めている銀行ですが、その銀行が倒産すればあなたは資産の大半を失うことになります。
今では大企業でもバンバン倒産していく世の中です。
銀行も倒産する可能性がないとは言い切れません。
とはいっても銀行倒産時にはペイオフ制度というものがあります。
簡単に言うと1000万円までの貯金は保証してくれるというものです。
なので、1000万円までは資産が残ると覚えておきましょう。
ただ1500万円の貯金があっても1、億円の貯金があっても、補償額は1000万円になるので、貯金をするにしても分散しておくなどしておきましょう。
2. インフレ
インフレとは簡単に言うと継続的な物価の上昇を指します。
そしてこのインフレは資産の価値を減少させていくものになります。
日本でも2022年よりインフレ率は大きく上がり始め、今後もその流れは続いていくと予想できます。
実際に某バンバーガーチェーンのハンバーガーは昔は100円で買えましたが、今では170円になっています。
このようにお金の価値が減少しています。
そして、日本の物価上昇率の目標は2%とされています。
これが36年間続けば実質お金の価値は半減することになります。
平均的に100円で買えていたものが200円出さないと買えなくなる状態です。
このようにインフレによりお金の価値がどんどん損なわれていく可能性があります。
3. 税金
日本では多くの税金が国民から徴収されています。
そしてこの税金はまだまだ増税されていくことが予想されます。
社会保険料などで働いている人から多く取る仕組みですが、最近は資産を持っていて働いていない人や、自営業者からさらに税金を取ろうとする動きも見られています。
4. 通貨切り替え
ハイパーインフレなどにさらされて日本のつかの価値が下がり続けた場合、通貨の切り替えが起こる可能性があります。
そうなった場合は悲惨で通貨切り替え時には今までの資産が100分の1や1000分の1になってしまう可能性があります。
これが起こる可能性は低いとされていますが、日本はgdp比で見ても借金が多い国です。
100%起こらないとは言い切れないので、頭に入れておきましょう。
資産が激減するリスクへの対策
1. 資産の分散
まずは資産の分散を意識しましょう。
よく「資産は分散しろ!」と言われますが、結局は1つのものにだけ資産を集中していると、その1つが破綻した際に資産を失うことになります。
しかし、3分の1ずつ資産を持っていれば、1つが破綻しても3分の1の資産を失うだけで済みます。
このような点から資産の分散はとても重要です。
そして、私たち日本人は円という資産1つに集中している場合がほとんどです。
そのため、円貯金100%ではなく、3分の1はドル資産を持つ、3分の1はユーロ資産を持つのようにしていきましょう。
また通貨面だけでなく株式投資をする際も、投資先を分散させることが重要なので、「資産は全て分散するほうが良い。」と頭に入れておきましょう。
外貨建てや株式投資をして、円の価値が暴落した際にも資産が残るように対策しておきましょう。
2. 実物資産を持つ
次に実物資産を持つように意識しましょう。
具体的には金や銀、ブランド時計(ロレックス)など価値が落ちにくいものです。
通貨の価値が下がるということは物の価値が上がるということなので、その場合に備えて少し持っていたほうが良いと思います。
ただし実物資産を持つということは、高価なものを実際に手元に持つことになるので、盗難などのトラブルに巻き込まれる可能性が高まります。
このような点は考慮しつつ、実物資産は持つようにしましょう。
3. お金の勉強
自分でお金の勉強をしていると、今まで話してきたこともそれ以上のことも全て理解できるようになり、今後資産をどのようにしていけば良いのか明確に道筋を立てることができます。
お金中心で回っている世の中なので、お金に関しては知っているほうが良いことは明確です。
意欲があるならしっかりとお金の勉強をするようにしましょう。
まとめ
今回は、資産が激減するリスクと対策をお伝えしました。
日本に住んでいると、日本円しか触れてこないので、日本円を信じたくなる気持ちもあると思います。
しかし資産を激減させないためには、他の国や紙幣にも目を抜けてリスク分散をしていく必要があります。
資産をしっかりと守っていきましょう!