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もう働かない!選択肢を増やすfireとは?資産を貯めてつかみ取ろう

あなたはfire(Financial Independence Retire Early)という言葉を聞いたことがありますか?

これは多くの方が聞いたことがある言葉だと思います。

ただしっかりと理解できていない場合も多いと思います。

そこで今回は、fireとは何なのかをお伝えしていこうと思います。

fireという考え方を知ることで、今見えている景色がガラッと変わることがあります。

しっかりとこの考え方を理解して、共感できればあなたもfireを目指してみてはいかがでしょうか。

この記事はどんな人におススメ?

・仕事がしんどい人

・仕事を辞めたい人

・仕事をしたくない人

・FIREの基礎知識を知りたい人

fireとは?

fireとは経済的自立をして、仕事を早めに辞めるという考え方です。

昨今では定年退職までの期間が長くなったり、平均寿命が伸び続けたりで、働く期間を長くする傾向がありますが、fireはその逆で如何に仕事を早くに辞めるかを前提とした考え方です。

では、具体的にどのようにfireを実現するかお話ししていきます。

fireは退職後に資産運用することで経済的自立を確保します。

簡単にいうと投資の利益だけで生きていくというものです。

(貯金を貯めてそれを切り崩していくというものではありません。)

そして、そのfireを達成するためには「1年間の支出×25倍」の金額を貯める必要があります。

1年間の支出が240万円なら6000万円、1年間の支出が360万円なら9000万円貯める必要があります。

かなり大きい金額ですが、この金額を実現できさえすれば、今後一切資産を減らさずに一生何もしなくても生活ができるようになるのです。

ではなぜ年間支出の25倍の金額を貯めれば良いのか。

それは4%ルールです。

4%ルールとは、現在世界を大量する銘柄であるS&P500という米国株式の1945年から2020年までの年平均成長率7%から、同期間の平均物価上昇率3%を引いた数字が4%だからです。

そのためこのまま経済成長が続くと予想すると、今後も資産に対して4%の利益を得ることができるため、年間支出の25倍の金額があれば資産が減る可能性は低いという考えられるわけです。

このような理由から、年間支出の25倍の金額を集められると経済的自立ができると言われています。

ただし、これも一種の考え方でこの考え方が100%正しいわけではありません。

未来が過去と同じように動くかも分かりません。

ただ、過去のデータを見ると理論的には可能ということになります。

fireの種類

fireの種類には大きく2つの種類があります。

1つ目が先ほどお伝えした一般的なfireです。

年間支出の25倍の資産を貯めてそこからは一切働かなくても生活できる状態です。

しかし、これには多くの金額が必要なため諦めてしまう人も多いです。

そこで2つ目のfireが注目されています。

それをサイドfireといいます。

そんなサイドfireとは、資産収入と副業収入が生活費を超える状態になることです。

仕事を完全に辞めることはできませんが、自身にとってストレスの少ない環境で働きつつ生活していけるようなイメージです。

先ほど1年間の支出が240万円(毎月20万円)なら6000万円の資産が必要とお話ししましたが、サイドfireなら少なく済むという話です。

仮に今の仕事を辞めて、今後はアルバイトを週3日行い、月に8万円(年間96万円)を稼いでいくとします。

すると、毎月の生活費に必要な費用は12万円になります。

すると、必要な資産は3600万円になります。

このように必要な資産が減らした上で、仕事も最低限で生活していけるのです。

また、サイドfireは毎月働いていて、収入があるので、万が一投資の結果がよくなくても対策しやすいです。

投資の結果がよくない期間だけは、週3日を週4日働くことにすればすぐに対策できます。

このように自身のストレスの少ない環境で、リスクも減らしながら生きていくことができるのが、サイドfireになります。

fireは早期リタイヤより実現しやすい

先ほどからfireは大きな金額が必要と話しており、これは事実です。

しかし、早期リタイア(仕事を辞めて貯金を切り崩すこと)をするよりfireは資金が少なく済みます。

具体的に毎月30万円の支出があるとすれば、以下の金額を貯める必要があります。

毎月の支出×12ヶ月×寿命までの期間

例えば、85歳まで生きるとして、現在40歳で毎月の支出が30万円なら、早期リタイアのために必要金額は1億6200万円になります。

年金を考慮(毎月15万円)しても1億2600万円も必要になります。

しかし、fireであれば9000万円で済み、3600万円もの差があることになります。

(しかも、fireには年金額は考慮していないので、fireできていると老後の生活は早期リタイアよりも楽になります。)

ただ、あくまで年齢が若い場合は実現しやすいという話になるので、50歳以降の場合などは早期リタイアを選択した方が良い場合もあるので、その点は理解しておきましょう。

まとめ

今回は、fireとは何なのかをお伝えしました。

fireという概念を知ることで、お金を貯める意欲が湧いてきた方もいると思います。

fireは自身の選択肢が大きく広がるので、少しでも「良いな。」と感じたなら目指してみましょう。

ちなみに私も目指しているので、一緒に頑張っていきましょう!