奨学金は借りない方が良い!借りる際の注意点や知っておくべき制度も解説
皆さんは奨学金を借りているでしょうか?
多くの方が奨学金を借りて
大学に通っているのではないでしょうか。
ちなみに私も奨学金を借りていた一人で
妻の奨学金と合わせて今も返済を続けています。
今回はそんな奨学金について
お伝えしていこうと思います。
奨学金
「奨学金」とは、経済的な理由などで
進学が厳しい方に向けて、
学費の給付や貸与を行う制度です。
奨学金には大きく分けて
2つに分けることができます。
「貸与型」と「給付型」です。
「給付型」は受給資格は厳しいですが
返済不要の奨学金になります。
「貸与型」は主に第一種奨学金と第二種奨学金があり
どちらも返済が必要な奨学金になります。
第一種奨学金は無利子で
第二種奨学金は有利子で借りることができます。
どちらを受給できるかは
世帯の年収や学歴などで変わってきます。
借りない方が良い理由
そしてこの奨学金はできるだけ
借りない方が良いです。
奨学金は結局のところ「借金」です。
奨学金という言葉で響きは良いかもしれませんが
借金ということを強く認識するようにしてください。
実際に奨学金を借りて大学に行き、
社会人になったが給料も少なく
奨学金の返済と日常生活だけで
精いっぱいという人は多いです。
そして、この奨学金の受給を決めるのは
高校生の場合が多く奨学金のことを
良く知らない状態で
親に言われて契約しまう場合が多いです。
親が奨学金を使って
大学に行っていたという場合は
親自身が奨学金に抵抗感なく
子供にもという場合が多いです。
私もこのパターンでした。
しかし、無知で借りてしまったが故に
現在借金を負い、
その返済をしながら生活をしています。
奨学金の返済は10年以上行う場合が多く
自分が社会に出てからも奨学金が
足かせになりやりたいことが
できないなんてこともあります。
せっかくの若い時間を無駄にしてしまう
可能性があるのです。。。
このように大きなリスクを
持っているのが奨学金です。
本当に借りる必要があるか
真剣に考えて奨学金を借りるかを決めましょう。
それでも借りる際の注意点
借りない方が良いといっても
借りないと大学に
いけない場合はあると思います。
そこで、借りる場合は
以下の点に注意しておきましょう。
奨学金を理解する
もう奨学金については
理解できていると思いますが
自身の借りる奨学金を
しっかりと理解しておきましょう。
そして理解できていれば
大学で遊びに使うなどすることが
どれだけ愚かなことかは
すぐに理解できると思います。
奨学金を遊びに使ってしまう方も
多いので気を付けましょう。
返済計画を立てておく
返済の目途を立てておきましょう。
まだ社会人になってないから
そんなことは分からない!と
投げ捨てるのではなく
真剣に考えておきましょう。
調べれば新社会人の
平均年収も出てくると思います。
そして一人暮らしをすれば
月々くらいかかるかも
調べれば出てくると思います。
そこから毎月最低これくらいは返せるかな?と
しっかりと計画を立てておきましょう。
但し、返済期間中であっても結婚や
家を購入するなどの可能性もあるので
返済できると思った月々の最高額を
そのまま返済するということは
ないようにした方が良いと思います。
なので、できるだけ毎月の返済額は
小さくしておいた方が良いと思います。
毎月の返済額が少ない場合でも
もし余裕ができた時に「繰り上げ返済」という
制度を利用すれば早めに返すことも
できるので知っておきましょう!
こちらの制度に関しては後に説明します。
返済時に知っていると良い知識
繰り上げ返済
手数料無料で全額もしくは
一部の繰り上げ返済ができます
お金に余裕があれば行うことをオススメします。
特に第二種奨学金を借りている方は
有利子で借りているので
利子の金額を減らせます。
減額返還制度(返済が厳しい場合に)
月々の返済額を少なくしてくれる制度です。
条件はありますが現在返済している
毎月の返済額は厳しいけど
もう少し安ければ払い続けられる
といった場合に利用できます。
返還期限猶予制度(返済が厳しい場合に)
返還を待ってもらうことができる制度です。
こちらも条件はありますが
職を失った場合などに利用できます。
奨学金利子補給制度
各市町村によっては
奨学金の利子の一部または全額を
交付する制度がある場合もあります。
利子だけでも相当額になる場合は
このような制度がある場所で
生活をしていくのも1つの手かもしれません。
まとめ
今回は奨学金についてお伝えしました。
この記事を見られている方は
大学生になる前の方や
大学生になる子供がいる親御さんが
ほとんどだと思います。
大学生になる前の方はしっかりと
奨学金に関して知ったうえで
親と相談して契約するかを決める。
親御さんは子供にしっかりと
奨学金のことを説明したうえで
奨学金を受給してほしい旨を伝えましょう。
最後にもう一度言いますが
奨学金は「借金」です。
しっかりと検討したうえで利用しましょう!